病院長ブログ

中村 重徳

平成28年3月30日

桜の開花が報道されるようになりましたが、日によってはかなり寒い日があり体調の管理に気をつかう今日この頃です。また、目がかゆくなり、鼻づまりが始まりました。花粉症の季節到来です。スギとヒノキのアレルギーがある私にとって、5月末まではつらい季節です。

3月5日、神戸隈病院の「第16回隈病院甲状腺研究会」に参加しました。演題は、1)副甲状腺機能亢進症の診療update、2)甲状腺結節の対処法―内科医からみた"良性"結節の手術適応―、3)超音波検査における診断精度向上の取り組み―"良性"結節の鑑別点を中心に―、特別演題として隈病院院長の宮内 昭先生による、アジアオセアニア甲状腺学会賞(Nagataki-FUJIFILM Prize 賞)受賞記念講演―Toward Best Management of Thyroid Cancer―がありました。この研究会は、明日からの診療に繋がる知識を得ることが多く友人にも会えるので毎年楽しみにしており、来年以降も参加したいと考えています。

3月11日、東日本大震災から5年となりました。5年前のあの時間は外来で患者さんの血圧を測定していました。何となく自分がゆれている感覚で、頭の中で「何かが起こった?」恐怖感を感じたことを今でもはっきり思い出します。当日午後6時30分に救護班の第1班が"北へ向かえ"との命で病院の車で出発しましたが、無事に戻ってくるまでは心が落ち着きませんでした。また、当日は前院長の加藤先生の送別会が予定されていましたが、キャンセルとなりあわただしい午後でした。本年は5年目の行事として来院された患者さんに、スローガンである「私たちは、忘れない」の啓発ステッカーなどをお渡ししました。今後も忘れてはいけない日だと思っています。夜は、長野赤十字病院院長の吉岡 二郎先生の講演:長野赤十字病院の将来構想―活性化にはMVKSSが重要―を当院の講堂で開催しました。MVKSSとは"明確で適切なVision, 簡潔なSlogan, Visionの周知徹底"を意味するそうで、前の文の、「めいかくで」のM、VisionのV、「かんけつな」のK、「Slogan」のS、「しゅうちてってい」のS、だそうです。新病院の建築を見据え、診療の質の向上を図りながら経営改善(内部留保の確保)に努める方針で、いろいろな手を打っているのが良くわかりました。その中で平成25年から平成27年にかけてPET-CT, da Vinci, 3.0テスラMRI, 320列CTを購入したとの話を聞き大変驚きました。講演後の会食では講演で聞けなかった苦労話も聞き、楽しいひと時を過ごすことができました。忙しいなか、講演頂き本当にありがとうございました。

3月12日は、防火防災訓練でした。訓練ごとに見直しを計っていますが、その都度、新たな問題が見つかります。各部署のアクションカードを充実させて、来たるべき日に備えたいと思っています。お昼は炊き出しのハヤシライスをおいしく頂きました。準備された皆さんに感謝しています。

3月14日は当院の顧問弁護士の中村先生による講演「医療事故調査制度―死亡診断をする医師が認識しておく点―」がありました。その中でセンターへの報告書の記載方法では医療従事者の非識別化(他の情報との照合による識別を含む)が必要で、法律的に言えば報告書を書くことができるかな、と思いました。先生には長く顧問をして頂いていますが、出身地を聞いてまたまたびっくりしました。私が住んでいる町内の隣だそうです。こんなことがあるなんて!世の中は面白い。同じ中学出身のようです。

3月19日、名古屋の吹上ホールで行われた中日新聞主催の"看護師のたまご"就職ガイダンスに参加しました。以前より、このガイダンスに参加する学生さんの数が減少した印象ですが、2年後の就職を考えてブースを訪れる学生さんが多いのが目に付きました。最近の看護学部の新設ブームを反映して、就職担当の先生から早めに病院とコンタクトするよう指導を受けているとのことです。5年後・10年後の医療情勢は想像もつきません。すべての病院がマラソンをしていると考えると、これからは先頭集団あるいは2番手の集団から一人、二人と落ちこぼれていく病院が出てきて、最終的にはゴールにはたどり着かず、時間切れで失格となるような状況になってきます。また、先頭集団や2番手の集団の数もどんどん減っていきます。なんとか、現在の集団の中で真ん中あたりを維持しなければ、と強く思っています。

3月26日と27日は別府の温泉に行ってきました。27日は高崎山にサルを見にいきました。多くの人とサルが同じ空間で、しかも仕切りなしで一緒にいることに驚きました。スタッフの軽妙なおしゃべりや餌やりでのサルの集合には驚きました。このような環境を作った先人に脱帽です。お昼は地元のすし屋で地魚の握りです。握りの上のエビがぴくぴくしていて、最初は目を疑いましたが、やはりぴくぴく動き、エビの新鮮さが判りました。また、関サバ・関アジの大きなネタを食べることが出来、楽しい昼食でした。

3月に観た映画の中でリーマン・ショックを扱った"マネー・ショート:華麗なる大逆転"は、「使われている言葉を勉強してから見ればもっと楽しめたのではないか」と後悔しています。どのような事態でも大儲けする人がいる、驚きました。主人公らは、バブル真っ最中にそれがはじけた時に儲かる仕組みを作り、資金を注入します(銀行家や投資家を含め、多くに人にばかにされながらも)。資金が尽きる前にバブルがはじけなければ破産です。大多数の人はバブルに翻弄されて最終的には大損しますが、主人公らは勝ち抜けます。本当にあった話だそうです。世の中には、特異な才能を持ち常識に捕らわれず問題の本質に挑む人が、どの分野にもいることを知らしめた映画でした。

3月は別れの時期です。多くの職員が病院を去っていきます。1923年が当院の始まりですが、これまでどれだけの人の努力により当院が支えられたのでしょう。100周年に向かって、何をしなければならないか?職員一同の考え・行動が試されるここ数年となりそうです。

高崎山のサル

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平成28年2月29日

北海道美瑛町の"哲学の木"を所有者の方が伐採されました。美しい田園風景をバックにやや傾いたポプラの木は、見る者の心に何かを感じさていましたが、周囲の畑を踏み荒らしたり目に余る路上駐車など、観光客のマナーの悪さが伐採理由の大きな原因の一つだそうです。相当悩んだ上に伐採を決断されたようですが、悲しくなります。

大阪梅田の繁華街で乗用車が暴走し、多くの人が死傷しました。何とも痛ましい事故で、言葉もありません。51歳の運転手が大動脈解離を起こしたのがその原因と報道されていますが、その発症を事前に知ることは現在の医学では不可能です。運転手に何かあった時に車が自動的に停車するシステムが開発され、市販の車に標準装備されることを期待しています。

2月3日には不眠診療セミナーを当院の講堂で開催しました。講師は岐阜メイツ睡眠クリニックの田中 春仁先生で、演題名は「リセット睡眠療法―3ステップで実践する不眠治療―」です。田中先生は以前当院の呼吸器内科部長を勤められ、当院で睡眠時無呼吸症候群の診断・治療を開始しされ、職員からは"春 先生"と親しみをもって呼ばれていました。講演の中で、65歳での正味の睡眠時間は6時間程度であり、「睡眠時間8時間にこだわってはいけない、就寝は23:00~23:30頃が良い」との話でした。その話しを聞いてから外来で眠剤を処方している患者さんの就寝時間を確認するようにしています。入院患者さんに眠剤を渡す時、消灯時間を考え、現在ではかなり早い時間に渡していますが、これまで通りで良いのか?今後、看護部と共に検討したいと考えています。3月初めには看護部職員を対象にも講演して頂くことになっており、患者さんの生活リズムを考えた服用時間が設定できればと思っています

2月5日、6日と伊勢赤十字病院が担当で、平成27年度中部ブロック赤十字病院長会議に参加しました。中部ブロックには赤十字病院が19あり、議題としては緩和ケア病棟や地域包括ケア病棟の開設や維持、地域医療構想への対応、診療報酬改定への対策、医療事故調査制度への取り組み、などでした。7月に行われる会議では当院が当番病院を行いますので、担当課からも職員を派遣し会議の運営を見てもらいました。彼らの活躍が無いと会議が始まりません。よろしくお願いします。

2月9日、10日は第3回業務KAIZEN活動発表会を行い、両日とも9題(看護部、栄養課、放射線科、医事課など)の発表がありました。3年続けることを当初の目標としましたので、何とか達成でき安堵しています。自発的な世話人グループにより、この活動が推進されており、感謝しています。マンネリを防ぎつつ、医療情勢の変化に対応するKAIZEN活動を今後も継続できれば、と考えています。

2月18には岐阜大学医学部放射線科教授の松尾 政之先生をお迎えし、 第11回地域医療連携懇談会を開催しました。先生には「岐阜県における放射線治療の現状と未来」の題で講演を頂きました。平成10年に岐阜大学医学部を卒業された若々しい先生です。岐阜大学病院には甲状腺がんに対するI-131大量療法ができる治療室がありますが、これまでは諸般の事情により稼働していませんでした。近い内に稼働できるようにしたいとのお話しでしたので、これまでこの治療が必要な患者さんを遠くの医療機関にお願いしていましたが、岐阜大学病院で治療を受けることが可能になれば、患者さんに多くのメリットがあり是非にとお願い致しました

2月はエリエフ・ゴールドラット著「ザ・ゴール」、「ザ・ゴール2 思考プロセス」、「クリティカルチェーン なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?」(いずれもダイアモンド社)を一気に読みました。3冊目の本は大変面白い内容でした。予定通りにプロジェクトが進まないのは1)所要時間が大幅に延びる:掛け持ち作業(仕事のできる人が多くのプロセスに関わるが、同じ時間には2つ以上のことをできないため)、2)必要以上に時間を見積もる:セーフティー(時間的余裕)(例えば1時間でできる作業を、余裕を見て2時間の作業が必要と考える、これが各プロセスにあり、最終的には多くの余裕が最初から組み込まれている)、3)時間があっても、ぎりぎりまで何もしない:学生症候群(これは説明不要ですね)、が原因であるが、浮いた時間は実際には無駄に消費されるのが通常であると述べています。本の中で理解できない事例も多いのですが、判った範囲では、面白い内容で、自分自身の反省となりました。

三重県鳥羽市の風景

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平成28年1月29日

平成28年のお正月は大変暖かく穏やかな日和でしたが、1月末になり大寒波が日本を覆うようになり寒い日が続いています。世界に目を向けますと、某国の核実験、サウジアラビアとイランとの問題(国交断絶)、世界同時株安、原油価格の低下などのニュースが連日のように報道されています。我が国では、軽井沢のバス事故がありそれにより多くの若い将来のある大学生が犠牲者となったことには何とも言葉が有りません。またCoCo壱番屋の冷凍廃棄カツの横流し問題は、社会の仕組みがうまく機能していない事件に思いました。残念です。うれしいニュースとしては、日本男子サッカーが次期オリンピックの出場を決めたことです。本番での活躍を期待しています。

当院では1月より電子カルテを導入しました。大きなトラブルは無く、スムーズに離陸できたのではないか、と思っています。私個人としては、患者さんのストーリーがパッと把握できるようなカルテ記載ができていないことに少々不便さを感じます。これまでの紙カルテでは住所、年齢、病歴、紹介状、検査データ、身体所見、紹介状への返事など、カルテを数ページめくるとその全体が判りましたが、電子カルテではいちいちクリックして情報が置かれている場所へ入らないと確認できません。どうしたら良いか、悩みながら慣れようと努力しています。また、どうしたら判りやすいカルテができるか?今後の課題です。

1月は宴会の多い月です。岐阜市の三師会(医師・薬剤師・歯科医師)の新年会から始まり、医局新年会、高校の同級生の新年会、中部医療の質管理研究会の新年会など、胃の安まる暇がありません。食べ過ぎ、飲み過ぎには注意していますが、完全には守れません。意思を強く持ちたいと思っていますが・・・

トムハンクス主演の映画「ブリッジ・オブ・スパイ」を観ました。東西の冷戦中に本当にあった話だそうです。ソ連のスパイを裁判で弁護した主人公が、そのソ連スパイと、スパイ活動をしてソ連に逮捕されたアメリカ人とたまたま東ドイツで逮捕された大学生との捕虜交換(1:2)交渉を見事成功させる物語です。秘密裏に仕事を終えた主人公が帰宅後、テレビで、スパイ交換に弁護士の主人公が重要な役割を果したと報道され、ビックリする家族の表情が何とも言えません。面白い映画でした。

本では堀 紘一著「自分を変える読書術:学歴は学<習>歴で越えられる」(SB新書)を楽しく読みました。読んだ本は棄てる、必要があればまた買うと、書かれています。本を棄てることができず、持て余している私にとっては耳の痛い話です。若い世代は年100冊、それ以外の人は年50冊を目標に、"忙しい"を言い訳にしないなど、心に響くことがたくさんありました。何とか月に4冊の本を読みたいと思っていますが、現時点では1月は3冊です。頑張ります。

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平成27年12月28日

12月に入り、来年4月からの診療報酬の情報が私たちの耳にも届き、7対1入院基本料の厳格化を知りました。全身麻酔を受けた患者さんを、M項目として数日間看護必要度に入れることが言われています。現時点での患者さんを1週間計算してみたところ(報道されている手術を最短の日数で仮に計算)、看護必要度は病院全体では24%でした。25%が新しい基準とも言われています。病棟によるバラつきがあり、今後何らかの対策が必要となりそうです。3月末まで目が離せません。

1月からの電子カルテ導入のため、模擬患者さん(職員)を相手に12月5日と19日に、実際の診療のシミュレーションを行いました。休日に出勤された職員の皆さん、ご苦労さまでした。この練習でいろいろな問題点が浮き彫りになり、多くの職員が現在もその対策に当たっています。紆余曲折はあると思いますが、最終的には何とか離陸できるものと信じています。キーとなる職員がこれまで頑張ってきたことは良く判っていますが、もう少しの頑張りを期待しています。ゴールいやスタートは目の前です。よろしくお願いします。

12月5日、当院の講堂で市民公開講座を開催しました。今回は、前橋赤十字病院の副院長兼看護部長の前田陽子さんを迎え、「日航機御巣鷹山墜落事故から30年」と題して、講演をして頂きました。生存者の救護活動に出動と思っていたのが、実際にはご遺体の修復などに関わることになったそうです。その中での体験や心の叫びを聞き、目頭が熱くなりました。きっと多くの聴衆にインパクトを与えたものと思います。企画して良かった、素直な感想です。

12月11日には互助会の忘年会が都ホテルで行われました。7チームによる余興は本当に楽しくアッと言う間に時間が過ぎてしまいました。複数のチームが、"結果にコミットする"でおなじみのRIZAPのCMを取り上げていました。職員の見事な本物の体を見て羨ましくなりました、本当に。

12月13日には第10回中部医療の質管理研究会(長良川国際会議場)に参加しました。今回の特別講演は麻生飯塚病院特任副院長である安藤廣美さんの「OECD医療の質レビュー:日本、2014を考える」でした。"価値のある時間Value added Time, VAT" に対する"価値の無い時間Non Value added Time, NVAT"の考え方、"時間ドライバーによる活動基準原価計算 Time Driven Activity Based Costing, TDABC"など新しい視点での患者さんを中心とするフローの見方などを知ることが出来ました。私の外来で言えば、患者さんとの診察時間がVATであり、次の患者さんを待つ時間がNVATとなります。NVATが長ければ長いほど効率が悪いことになります。午前中の診察でどのくらいの時間が実際の診察に使われているか、早速、計ってみたいと思っています。

今月は劇団四季の「オペラ座の怪人」、映画「007スペクター」、同じく映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」を観ました。一番面白く観ることができたのは007です。次回作を楽しみにしています。

なかなか整理・整頓(2S)ができません。年末を控え、不要な物を捨てることにしました。その作業中、平成25年1月12日付の日本経済新聞が出てきました。何でもランキングのテーマで、「座右の銘にしたいのは」、「落ち込んだとき元気になるには」、「仕事にやる気が湧いてくるのは」の項目で、いろいろな人の言葉をランキングして掲載しています。その中で、「座右の銘にしたいのは」では第1位の"強い者が勝つのではない。勝った者が強いのだ。"(元サッカー西ドイツ代表のベッケンバウアーさん)、第4位の"成功の反対は失敗では無く、やらないことだ。"(サッカー日本女子代表監督の佐々木則夫さん)、第6位の"何かを捨てないと進めない"(スティーブ・ジョブズさん)の言葉が心に響きました。3年前もそう感じた記憶があります。なお、「落ち込んだとき元気になるには」の第1位は作家の伊集院 静さんの"人はそれぞれ事情をかかえ、平然と生きている"、「仕事にやる気が湧いてくるのは」の第1位は棋士の中原誠さんの"前進できぬ駒はない"です。3年前の新聞ですが、また、とっておくことにしました。捨てられません。

名古屋駅周辺にあるホテルのクリスマスツリー

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平成27年11月30日

11月11日午前、国産初のジェット旅客機「MRJ」が初飛行に成功しました。あのゼロ戦の三菱が創った飛行機です。H2ロケットと共に空への夢が広がります。

悲しいおぞましい事件が起こりました。11月13日のパリで起こった同時多発テロです。どこにいても安全では無い世界になったのでしょうか?日本も無縁ではないような気がしてとても心配です。

11月は出張が多い月でした。

第58回日本甲状腺学会学術総会が5日~7日まで福島市で開催され参加しました。全体のテーマは"放射線と甲状腺、震災後の4年を経て"です。そこで当科の増田先生の発表があり、本人も付き添いの私もとても緊張しました。
学会のプログラムが届いたのは10月末か11月初めで本当にやきもきし落ち着きませんでしたが、どの日が発表になっても良いように宿と新幹線のチケットを前もってとっていました。学会出張の機会に、会津若松の鶴ヶ城天守閣(国指定史跡・若松城跡)や藩校の日新館を観たいと思っていましたが、福島市から会津若松は、思っていた以上に遠くて行けませんでした。残念です、是非次の機会行きたいと思っています。
その代りではないのですが学会の合間に、学会場の福島県文化センターから歩いて10~15分の距離にある福島赤十字病院に行きました。そこでは駐車待ちの車が駐車場前の道路にズラーっと並んでいるのを見てどこも同じ光景だなと思いました。赤十字病院と言えども病院毎に雰囲気がかなり違っており、言葉にならないものを感じることができるのでこれを楽しみにしています。
平成30年に新築移転とのことですので、この雰囲気を味わえるのは後少しでしょうか?地下の喫茶室でコーヒーを飲み、短い滞在を楽しみました。

14日は、大学のクラス会が神戸でありました。神戸駅近くのホテルで約20名が集まり、わいわいがやがやと楽しい時間を持つことができました。新神戸駅から会場のホテルまでタクシーに乗りましたが、翌日に予定されている神戸マラソンのためか、かなりの渋滞があり車がなかなか進みません。途中、タクシーの運転手が1780円の時点でメーター倒しました。それからもかなり時間がかかりました。メーターを倒さなければ2000円以上かかったことは間違いありません。申し訳なく思い降車時に「おつりは獲っておいて下さい。」と言い2000円を出しましたが、運転手さんはメーター以上にはもらえないと強く拒まれました。なんとも言えない感動でした。

20日と21日は伊勢赤十字病院の担当の第17回フォーラム「医療の改善活動」全国大会in伊勢(伊勢市)に総勢8名で参加しました。当院のKAIZEN活動発表会の中から世話人を中心に選んだ2題を発表しました。質問にも適切に応え、堂々とした発表でうれしくなりました。特別講演は前三重県知事で現在の日本赤十字社三重県支部長の野呂 昭彦さんの"常若ノレジリエンス"でした。その中で、「「工夫」の工の上の横棒は有るべき姿(目標)であり下の横棒は現実の姿を意味し、その間を結ぶ縦棒がマネジメントを意味している」ようなお話しでした。心に染みる言葉でした。また、誰かの言葉でしたが"Hope is a wish for something to come true by action"( 希望とは行動によって何かを実現することである)も心に残りました。宿は会場の近くにとることが出来ず、松阪市での宿泊となりました。夕食はホテル近くの焼肉屋で、楽しい時間を8名で持つことが出来ました。帰りの渋滞には本当に参り、行きと帰りの時間は2倍ほどの差がありました。車の運転を全行程担当してくれた医事課のMさんには本当に感謝しています。ありがとうございました。

27日は本社での「第7回日赤院長塾」に出ました。山手線の浜松町から本社まで歩いて10分ほどです。講演までしばし時間が有ったので芝の増上寺へ行きました。本堂に座っていると、厳かな雰囲気に包まれ心が落ち着きます。私の好きな場所です。塾での講演は(1)経営危機を乗り切るための私の処方箋(千葉大学の井上 貴裕さん)、(2)JCI(Joint Comission International)認証を取得してーなぜ受審したか、何を学んだかー(足利赤十字病院院長の小松本 悟さん)、(3)JCIとは(JCIアジア太平洋局長 ジョイス チャンさん)です。機能評価でやっとの当院ではJCI受診はかなりハードルが高いのですが、その内容はもっともだと思うことが多々ありました。1つでも2つでも出来ることはやっていきたいと思っています。井上先生のお話しはこれまで数回聞いていますが、その度に何か得ることがあります。今回もこれだとピンときたことがありました。すぐ手を打ちます。ありがとうございました。スモールグループディスカッションでは甲状腺学会で訪問した福島赤十字病院院長の渡辺 洋一先生と同じグループでした。多くの病院の悩みと対策を聞くことができました。どこもがんばっていることが判りました。

28日には平成28年度の診療報酬改定のための対策セミナーを聴くために名古屋に行きました。3時間半、中身に濃い内容でした。今できる対策(シミュレーション)を早急にとらなくてはと思っています。

改めてドラッカーの"マネジメント"の上巻を11月に読みました。何年かぶりの再読です。ドラッカーの"現代の経営"とか"想像する経営者"などはまだ読みやすいのですが、"マネジメント"は全3巻でなかなか再読する気にはなりませんでした。「顧客の創造」、ドラッカーから学んだこの言葉を改めてかみしめています。病院経営の厳しい折、「顧客を創造」し、何とか乗り切りたいと願っています。現在、中巻に入ったところです。

福島赤十字病院芝の増上寺

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平成27年10月30日

ラグビーのワールドカップで日本代表チームが大活躍しました。多くの日本人に勇気と希望を与えたものと思います。日本で開催される次大会を楽しみにしています。

また、2名の日本人(大村 智さんと梶田隆章さん)が本年のノーベル賞を受賞すると報道されました。大村 智さんの経歴の中で、都内の夜間高校で教べんを執りながら大学院で化学を学び、その後、研究者になったことや、その門下から多くの教授を輩出したこと、また韮崎大村美術館を(開設しその後)韮崎市に寄付したこと、などびっくりすることばかりです。大村さんに関する本を読みたいと思っています。

横浜のマンションが傾き、その原因として、基礎の杭が硬い岩盤に届いていない問題はどうしたことでしょうか?あってはならないことです。プロとしての心構えが無いとしか、言いようがありません。日本でこのような事件が起こるとは残念です。

10月4日、恵那文化センターで開催された第31回岐阜県病院協会医学会に参加しました。良いお天気で恵那までのドライブを楽しみました。当院は、看護部を中心に、放射線、栄養、事務からの発表があったのですが、リハビリ、検査、医師、薬剤からの発表は有りませんでした。その点が残念です。次年度は高山赤十字病院の担当ですので、院内の各分野からの発表を期待しています。会場の近くに中山道広重美術館があり、帰宅前に見学に行きました。特別展示は、"ジュディ・オング伹玉木版画展(美の架け橋 広重・江戸風景との競演)"でした。あのジュディ・オングさんです。あの歌と衣裳が今でも目に浮かびますが、素晴らしい作品の数々を観て本当にびっくりしました。特に配色の素晴らしさには脱帽です。恵那に行って良かった、素直な感想です。

10月18日には岐阜県美術館での"小さな藤田嗣治展"に行きました。乳白色の裸体で有名な画家ですが、私としては独特のタッチ(顔つき)の子供の絵を気に入っています。また、女性の顔の簡単なスケッチで、その女性が日本人では無く、白人だと判るのはどうしてでしょうか。凡人にはできません。今後、藤田嗣治がモデルの映画が上映されるので、是非観に行きたいと思っています。

また、10月21日から23日にかけて、千葉県の成田市で"全国赤十字病院長連盟総会'があり、参加しました。赤十字病院は全国に92の医療施設を持ち、医師数名の病院から200~300人の病院があります。今回、医師数名の病院長の前向きなお話しを聞いて胸にぐっとくるものがありました。「全国には至るところで頑張る院長がいる。」それを思うだけで、力が湧いてきました。この機会に、上野の東京都美術館の"モネ展"に行きました。多くの人で、40分待ちでした。期間限定の「印象、日の出」は既に展示されていませんでした(以前、名古屋で観たことがあります)が、「ヨーロッパ駅、サン=ラザール駅」を観ることが出来て幸せでした。館内も混雑していましたが、外ほどでは無く比較的スムーズに鑑賞することができ良かったです。成田での会議後に、成田山新勝寺を見学し海ほたるで休憩したあと、渋滞に巻き込まれながらも東京に戻ってきました。新勝寺ではボランティアさんの話を聞き、かなりの知識を得ることが出来ました(市川団十郎がなぜ成田屋なのか、など)。海ほたるではタコ(小さなタコ4匹の串刺し)(+コーヒー)を食べました。しかし、成田は岐阜からは遠い、これが実感です。

10月26日には第1回地域医療福祉連携研修会を当院で開催しました。当院が回復リハビリや地域包括ケアでお世話になっているある法人グループに、その法人内での医療や福祉で「どのようなことが行われているか」をお話しして頂きました。小規模多機能型居宅介護、定期巡回・随時対応型訪問介護など、これまで馴染みのなかった分野を知ることができ大変有意義な時間を持つことが出来ました。準備にかなりの労力と時間が使われたことと思います。本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

最近、読んだ本の中で、百田尚樹著「大放言」(新潮新書)と原田伊織著「明治維新という過ち~日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト~」(毎日ワンズ)が印象に残りました。前者では、"地方議員はボランティアでやれ"とか"図書館は新刊本を入れるな"など、共感する項目がたくさんあります。また、後者では明治維新を新しい視点で見た本です。興味のある方は手に取ってみて下さい。

映画「パパが遺した物語」は宣伝ポスターを見て観に行きました。映画を観た後、 ネットで調べると『レ・ミゼラブル』のラッセル・クロウとアマンダ・セイフライドの共演でした(共演と言っても同じ場面には登場しませんが)。題からは、ほのぼのした家庭ドラマと思っていましたが、心に傷を持つ娘の葛藤の物語でした。子役の演技には脱帽です。

京都大原三千院広島原爆ドーム

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平成27年9月29日

9月は不安定な天候が続きました。台風の17号と18号による低気圧の影響で茨城県常総市では記録的な豪雨となり、鬼怒川の堤防が決壊し大きな被害が出ました。"線状降雨帯"と言う言葉を初めて知りました。一刻も早い復旧・復興を祈っております。出動された赤十字の皆さん、お疲れ様でした。

不正なソフトウェア問題を引き起こしたフォルクスワーゲングループは一体どうしたことでしょうか?あってはならない問題で、実際の企業風土はこれまでどうだったのでしょうか?今後の展開に目が離せません。

EUでの難民問題は深刻ですがどう対処したら良いのか検討もつきません。人道と現実の狭間で立ち往生してしまいます。日本に押し寄せたら??難民を救うお金の出どころはどうしたら良いのでしょうか?「消費税率をあげて難民を救う」などの意見が出るかも知れません。何とか、良い解決策が見つかると良いのですが。

9月5日、久しぶりの良い天気でした。遅い夏休みですが、京都駅から1時間10分ほどバスに乗り約20年ぶりの大原へ行きました。大原では寂光院(平清盛の娘・建礼門院が、平家滅亡後隠棲した場所で、『平家物語』ゆかりの寺です)、三千院、それに宝泉院(坊内にある「血天井」は有名です)を訪ねましたが、普段歩いていないのでかなり疲れてしまいました。翌日は雨だったので、どこも見ることなく早々に帰りました。

9月12日には中日劇場へ、ミュージカル「貴婦人の訪問」を観に行きました。山口祐一郎(アルフレッド)と涼風真世(クレア)の競演です。アルフレッドの卑劣な罠で町を去ったクレアが大金持ちとなって帰ってきます。町は破産状態でクレアに援助を求めますが、その申し出に対してクレアはアルフレッドが死ねば援助をすると嫌なことを言います。そのことで、町の人たちの心が微妙に変化をします。何となく納得できないストーリーと感じましたが、涼風真世の歌唱力には「うまい」の一言です。

9月17日~19日は骨粗鬆症学会出席のため、広島へ行きました。高校の修学旅行以来で、3日間良い天気に恵まれました。ここ数年、骨粗鬆症に興味があり、当院の骨粗鬆症学会認定マネージャー数名と共に参加し、いろいろな知見を得ることができました。夕飯は2日とも広島のお好み焼きを食べましたが、とても美味しかったです。最終日はシルバーウィークと重なり、原爆記念館は超満員だったので、ゆっくり見学することができず残念でした。高校の時は展示物を見て大変なショックを受けました。戦争の跡を残すことは、「戦争を2度と起こさない決意」として重要な意味があるものと思っています。

岐阜大学医学部内分泌代謝病態学教授の武田 純先生が糖尿病学会の"ハーゲドーン賞"を受賞されました。私の出身医局(当時の岐阜大学第3内科)の現職教授であり、受賞を記念してシルバーウィークの最終日の9月23日に記念祝賀会が開かれました。はて、「ハーゲドーン賞??」聞いたことのない賞です。糖尿病学会の規定では、ハーゲドーン賞は国際的に認められ評価の確立した研究業績に与えられ、毎年1件以内となっています。つまり受賞の無い年もあり、大変な賞だと判りました。"ハーゲドーン"とは人の名前だと思い調べてみたところ驚きました。中間型のインスリンとして長年使用されてきたNPHインスリンのHがハーゲドーンを意味していたとは!!あれはハーゲドーンが作ったインスリンだったのです。また、インスリンの、ノボ社(インスリンメーカー)を設立した人でもあります。ああ、大変な人だったのですね。賞は「インスリン分泌不全に関連する体質の分子遺伝学的研究」に対し与えられ、会の初めに同題で40分ほど講演をして頂きました。気さくな教授ですが、本当はすごい人だったのでビックリしました。

9月は本を10冊ほど買いましたが、読み終えていないものが過半数もあります。読んだ本の中で最も印象的なものは"悲素"帚木逢生著(新潮社)です。最近になく面白い小説で、「あっと言う間に読み終えた」これが実感です。ヒ素では無くて悲素、意味のある言葉です。本の帯に「悲劇は、夏祭りから始まった---。多くの犠牲者を出したヒ素中毒事件。地元刑事の要請を受け、ひとりの医師が、九州から和歌山へ向かった…」とあります。カレーにヒ素が混入されたあの和歌山毒物カレー事件を題材にした小説です。どこまでが本当のことなのかは判りませんが、小説としても素晴らしい作品でした。著者が医師で無ければ到底書けないであろう内容です。この本を読んでタリウム中毒とヒ素中毒との臨床的な差が判りました(内容が事実と信じていますが)。裁判での相手方の弁護士の執拗な尋問は、嫌になるほどです。その他には"失敗の本質"戦場のリーダーシップ篇 野中郁次郎編(ダイアモンド社)もお勧めの本です。戦艦大和特攻作戦で再現する"合理的に失敗する組織"で述べられている「取引コスト理論」は、まさに国立競技場問題の本質に迫る考え方だと思います。理論的に考えておかしい考え方を改めるのに多大な時間的・感情的(精神的)なコストがかかる場合、沈黙せざるを得ない状況(空気)が生まれるとの理論です。この本の中で、大和の作戦に反対する(合理的には失敗すると考えられていたが)と、1) 卑怯者と言われる、2)特攻攻撃が行われている時に大和を戦わず温存することは許されないとの雰囲気、3)大和の温存により、戦後、戦利品として見世物にされる可能性など、を考え、理論的にはおかしいことは判っていたが海軍上層部は大和の特攻作戦を"合理的"との考えに至ったと書かれています。国立競技場問題では、予算を大幅に超えましたが、この問題を白紙に戻す「取引コスト(あの人の了解を得ることなど)」を避けた結果、ずるずると時間がたったのではないでしょうか?また「戦犯を救え(BC級「横浜裁判」秘録)」清水 聡著(新潮新書)も興味深く読みました。この本の中で注目したのは第2章の外務省の冷淡(目次の中で、日本政府は元兵士たちに冷たかった。外務省に背を向けられ、"汚辱"とすら報じられた戦犯たち。だがハマ(横浜)の弁護士は全会一致である決議を行った。)の章です。外務省は裁判には関与せずの態度をとります。これで良いのでしょうか?一方、横浜弁護士会は戦犯弁護の義務化を決議で打ち出します。なぜ、そのようなことになったのか?是非、本をお読み下さい。戦争の悲惨さは戦後にも深く及び、多くの人を不幸にしています。

この1ヶ月に観た映画は「日本のいちばん長い日」と「天空の蜂」です。どちらも平均点以上の作品で面白く観ることができました。戦争は始めることよりも終わりにすることの方がどれほど大変か?陸軍大臣の阿南 惟幾(あなみ これちか)がいなかったら8月15日の終戦はなかったのではないか、と感じました。

来年1月からの電子カルテ導入の準備として、これまでの紙カルテを9月中旬からまとめています。20年以上診ている患者さんのカルテは何冊にも分冊されています。それを始め(分冊1)から時間経過に沿って見ていると、大切な点に気がつくことがあります。コンピューターの端末の予約状況から見ると全部で約680冊近くのカルテをまとめなくてはなりません。それを思うと憂鬱ですが、やらないわけにはいきません。どれだけの数のカルテを残して来年に突入するのか?それが問題ですが、少なくとも2/3以上のカルテをまとめたいと思っています。

京都大原三千院広島原爆ドーム

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平成27年8月31日

この8月は、終戦70周年とのことで平年より多くの戦争関連番組がテレビで放送されました。日本人として忘れてはいけない戦争にまつわる日が四日あることを、ある報道番組で知りました。それは、沖縄で組織的な戦闘が終了した6月23日、広島へ原爆が投下された8月6日、長崎の8月9日、それに終戦の8月15日です。戦後70年も経ち、戦争の体験者も減り、多くの記憶や記録が風化してきています。だからこそ、毎年8月に戦争の悲惨さを思い出させる番組があることはとても大切なことだと思います。 NHKの英雄たちの選択「"命どう宝"~沖縄県知事 島田 叡(あきら)からの伝言~」を興奮して観ました。米軍上陸は必至と観られていた戦局の厳しい昭和20年1月に沖縄へ知事として赴任した島田さんの話です。死を覚悟されていたのでしょう、日本刀と青酸カリを持って行ったそうですが、同年6月に亡くなられたそうです。米軍の攻撃前また攻撃中の厳しい環境の中、沖縄県民や職員への深い愛情と品性を強烈に感じました。このような人がいたことを知らなかった自分自身を大変恥ずかしく思います。島田さん関連の本が出版されているようなので、今後、手に入れて読みたいと思っています。

半藤さんらの"「BC級裁判」を読む"(日経ビジネス文庫)は日本軍の戦争犯罪が暴かれた記録を4名の知識人が語る形で進んでいきます。裏表紙の罪に問われた人たちは、「多くが命令だった、やむを得なかった。」と訴えたが、それで免罪されるのか。この貴重な記録は、"国が戦争することは、読者の「あなた」がどのような過酷な状況に置かれるかを教えてくれる"と書いています。多くは現場の責任者などが裁かれていて、本当の上層部は追訴されていません。トカゲのしっぽ切りのようなことが数多く載っています。連合国側の誤った判断で罪を問われた人も登場し、読むのがつらい部分もあります。裁判では、日本人同士の罪のなすり合いもあります。一般の人が戦争に巻き込まれた時、"どのような状況に追い込まれるか?"を知る上で、貴重な本ではないか、と思います。連合国の戦争犯罪も記載されており、戦争になると狂気の世界になることが判ります。夏に読みたいお勧めの本の一冊になりそうです。

8月1日、看護師を始め他の職種の採用試験を行いました。毎年、面接の試験官をしていますが、緊張して質問に対し短時間で自分の意見をまとめ答えるのは本当に大変だと受験者に同情します。私自身としては答えの内容と同時にその時の態度(緊張していることは判っています)を見ています。3名で面接をしていますが、意見の相違は余り無いようです。一緒に働いて気持ちの良い人を採用したいと思って面接に臨んでいます。

8月7日、岐阜県医師会館にて、平成27年度第2回岐阜圏域地域医療構想調整会議が開催され、この会議に参加しました。議論は迷走し、2015年への着地点がまったく見えません。調整できるのでしょうか?改めて"地域医療構想策定ガイドライン"を読みました。療養病床の入院患者数のうち、医療区分1の患者数の70%を在宅医療等で対応する患者数として推計すると書いてあります。可能でしょうか?高度急性期と急性期の余ったベッドを回復期にすると回復期の必要ベッドを満たすことになり丁度数字が合いますが、それよりも慢性期のベッド減少の影響が患者さんに与えるインパクトが強いのではないか、行き場の無い患者さんが出てくるのではないか、と危惧します。

8月17日、日本赤十字岐阜県支部の新社屋竣工式に出席のため来岐され日本赤十字社副社長の大塚さんが当院を訪問されました。30分ほど職員に講話をして頂きました(東日本大震災や現在に医療情勢など)。その中で、赤十字や職員に対する熱い思いを感じました。ありがとうございました。

8月20日、長良リバーサイドセミナーを開催しました。特別講演として岐阜大学大学院医学研究科消化器病態学分野教授の清水 雅仁先生に「メタボ肝炎・メタボ肝癌-生活習慣病から考える肝臓-」と言う題で講演を頂きました。先生は今年教授に就任されたばかりで、お年は44歳!!うらやましい若さです。ウイルス性肝炎(B型肝炎やC型肝炎)の克服が近い現在、今後はこの分野が肝臓研究の主戦場になるような気がします。肥満や糖尿病との関連もあり、これらの患者さんの腹部エコー検査や腹部CT検査の重要性を感じました。明日からの外来で意識したいと思っています。

今月は、トムクルーズの"ミッション・インポッシブル/ローグ・ネイション"と"ジュラシック・ワールド"の2本を観ました。両映画とも前作がありますので、どのようなストーリーが展開するのか?興味がありました。"ミッション・インポッシブル"は観ていて、その後の展開が読めず大変面白い映画でした。ただ、狭い道でのカーチョイスの時、歩行者がいないのはどうかと思いましたが…次の作品を期待しています。"ジュラシック・ワールド"は最初の映画"ジュラシック・パーク"でのドキドキ感をあまり感じませんでした。私の年のせいでしょうか?

8月の空

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平成27年7月29日

東芝の問題は一体どうしたことでしょうか?ここ数年、利益が水増しされていたそうです。この問題を検討した外部の委員会の報告では「不適切な会計」であって「不正な会計」では無い(?)と報道されています。このため、刑事的な罪を問うことは難しいのではないか?との意見をラジオで聞きました。組織が隠ぺいしようと動くと、外部の取締役や監査で発見することができないのでしょう。それを見つけるのが監査の役割だと思いますが、それを果せないのでは何のためにあるのでしょうか?米国では事件発覚により株価の下落で損失も被ったと訴訟が起こされましたが、組織の倫理観はどうだったのでしょうか?今後の展開に目が離せません。

新しい国立競技場の建設計画が、当初の倍近くの建設費見込みで白紙に戻りました。病院は返済が可能な予算内で建築しないと、長期に渡っての借財の返済ができず病院が傾いてしまいます。予算をオーバーしそうな時は建物や備品を見直して、何とか予算内に納めています。国・オリンピック委員会・東京都、誰が責任を取るのでしょうか?(誰も責任を取らない組織だと思いますが)。借財を返済するという考えではないので、このようなことが起きるのでしょう。

小型飛行機が住宅に墜落し、住宅にいた人も亡くなられました。言葉がありません。"慣熟飛行"、初めてこの言葉を知りました。ビックリです。

7月6日には松阪市民病院総合企画室の世古口 務先生に"意識改革とチーム医療による病院経営改善:崖っぷち自治体病院の復活"と言う題で講演を頂きました。これまで、2回先生の講演を聞いたのですが、当院の職員にも是非聞いて欲しいと思い講演をお願いしました。世古口先生がこれまでの講演会で病院を訪問して感じたことの中で、経営状況の悪い病院の特徴を挙げられ、知恵を出さない・努力をしない・勉強しない・汗をかかない職員が多い(逆に経営状態の良い病院では、いろいろ知恵を出し、努力し絶えず勉強し汗をかいている職員が多く、それは病院だけに限らず一般企業でも同じだそうです。)との項目に印象が残りました。当院の職員一人一人はどうだろうか?自問自答している今日この頃です。当院でもできるいろいろな収益増収のヒント(診療報酬上の取り忘れ防止など)を得ることができましたので、早速対策を講じました。ありがとうございました。

7月8日には本年2回目の新任部長講演会を開催しました。人工透析泌尿器科部長の守山先生の「当科における近年のあゆみ」と泌尿器科部長の三輪先生による「泌尿器科領域のおける低侵襲治療」です。お二人とも本当に門外漢にも判りやすい講演でした。判りやすい講演をすることがいかに難しいか?を思うとお二人の深い知識や講演にかける熱い情熱を感じました。ウロギネを始めとする泌尿器部門は当院の目玉の一つでもあり、規模や医療レベルが、今後も健やかに成長していくことを願っています。

6月はこれまで2本の映画(HEROとアリスのままで)を観ました。印象に残ったのは"アリスのままで"です。主演のジュリアン・ムーアさんがこの映画の演技でアカデミー賞主演女優賞を受賞したので観ることにしました。コロンビア大学の言語学の教授の主人公が若年性のアルツハイマー病になり、言葉を忘れ、自分がどこにいるのかも判らなくなっていき、自宅のトイレの位置も忘れてしまいます。本人の苦悩と主人公を支える家族の絆を丁寧に描いています。何度でも観たい映画の一本になりそうです。

愛知県美術館で開催されている生誕110年片岡珠子展を観に行きました。特徴ある富士山の絵が有名ですが、他の作品を多数観ることができ、私の片岡珠子ワールドが広がりました。103歳で亡くなっていますが、その晩年まで絵を描き続けています。若い時期は「落選の神様」と言われ作品が評価されませんでしたが、学校の先生をしながら絵を描き続ける、そのエネルギーはどこから生まれたのでしょうか?人生とその時々の絵が結びつき、深い感動を感じました。

7月26日に第7回中部ブロック赤十字病院スポーツ大会が開かれました(中京大学豊田キャンパスなど)。昨年は当院と高山赤十字病院が事務局だったのでかなりの重圧を感じましたが、今年は気楽に楽しむことができました。フットサルと硬式テニスが念願の1勝を挙げることができましたが、気温36度の中で頑張られた選手の皆さん本当にお疲れさまでした。本年は岐阜市内の会場を中心に各ブロックの上位チームによる、全国赤十字病院スポーツ大会が10月31日、11月1日に行われます。どのような大会になるのか楽しみです。

最近、ややはまりつつあるのが"ふるさと納税"です。山梨県立中央病院で研修を受けたので甲府市へ、また下呂温泉病院に勤めた経験から下呂市へ、わずかばかりの"ふるさと納税"をしました。後は、東日本大震災で被害にあった宮城県や福島県の都市へ"ふるさと納税"をしたいと考えています。

7月の空

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平成27年6月29日

6月は天候が不順で雨の多い月でした。明るいニュースが少ない中、サッカー女子ワールドカップで"なでしこジャパン"が準々決勝でオーストラリアを1:0で破りました。準決勝の相手はイングランドです。これまでイングランドに勝ったことが無いそうですが、勝って決勝戦に行けたらと願っています。

6月3日には赤十字岐阜県支部の評議委員会で平成26年度の当院の決算が承認されました。私が院長になってから初めての赤字決算でした。昨年の4月と5月の落ち込みがひどく、最後までそれを回復することができず残念です。本年度は電子カルテを導入し、多額の出費があります。そのような状況下ですが、何とか昨年度の赤字を埋める黒字を確保し今後につなげたいと思っています。

6月9日には本社の富田事業局長が当院を訪問されました。1時間余り当院の職員に「日赤病院グループの現在と未来」の演題で講話を頂きました。赤十字全体の話を聞くことができ、多くの職員に何らかのインパクトがあったものと思っています。ありがとうございました。

6月12日と13日、大阪国際会議場で開催された第17回日本医療マネジメント学会に参加しました。招待講演ではあの"稲森 和夫"さん(京セラ株式会社名誉会長)の「なぜ医学に哲学が必要か」を拝聴しました。「京セラフィロフィ」「アメーバ経営」など稲森さんの本を数冊読んでいたのでワクワクしながら話を聞きました。会場は満員でフリーでの話では無く、原稿を用意されていたのにはびっくりしました。素直・謙虚・感謝の心を持ち、自主的な創意工夫により企業経営がなされるような組織風土・企業文化が大切であり、それが無い状態でアメーバ経営を行うと、各グループが個別の最適化を計り経営は失敗するとの言葉にハットしました。アメーバ経営に以前より興味があり関心を持っていましたが、それ以前の問題(心構え)が職員全員に共有されていることが、アメーバ経営より大切であると気づくことができました。ありがとうございました。また、教育講演の"力石(ちからいし)寛夫"さんの「医療産業からホスピタリティ産業へ」の話には違う意味で興味を持ちました。日本にホスピタリティと言う言葉を持ち込んだ人と言われています。"相手"と、優しさ・ゆたかさ・たのしさ・感動・安心などの心を共有する産業をホスピタリティ産業と言うそうです。あたりまえのことをあたりまえにすることが大切で、1)あいさつをする、2)約束を守る(時間など)、3)清潔な身だしなみに気をつける、を行うことが第一歩であると強調されました。岐阜赤十字病院の行動指針でSafety, Hospitality, Respect(SHR)を掲げていますが、改めてそのHospitalityを考える機会になりました。力石さんの言葉:病院では時間を守る概念が欠けていて「予約時間が守れない、会計に時間がかかる、検査に時間がかかる」などは、その通りであり、反論の言葉がありません。私自身の外来も時間通りに終了することは少なく、何とかしなくてはと改めて強く感じました。"挨拶は仕事に優先する"、との言葉も心に染みました。その後、力石さんの本も読み、彼の会社のセミナーに病院職員を派遣することとしました。少しでも患者さんや職員がホスピタリティを感じれる病院になれればと思っています。

6月16日には新任部長講演会を行いました。循環器内科の鈴木 幸二先生による「閉塞性動脈硬化症の診断と治療」、と整形外科の大野 貴敏先生による「整形外科診療における骨軟部腫瘍について」です。内容もさることながら、お二人の人柄が滲み出た講演で、楽しむことができました。

6月18日と19日は軽井沢プリンスホテルで開催された第65回日本病院学会に参加しました。2日間とも雨で本当に寒く大変でした。特別講演は"金田一 秀穂"さんの「心にそぐう言葉たち」でした。"様"を使う基準があるそうで、その講演であった"患者様"という言葉は間違っており、そのように言いたい時は"来院された皆様へ"などに言い換えなければダメだ、というお話にガッテンでした。また、日本人は見ず知らずの人とおしゃべりするのが下手だ(特に男性)とのお話も、何となく納得できました。しかしこの学会で最も驚いたのは2日目のランチョンセミナーでの昼食で、なんと釜飯でした。1000人近い出席者のお昼が釜飯。スタッフの皆さん、さぞかし重かったことでしょう。ありがとうございました。

その1週後の6月26日にも中部ブロック赤十字病院長会議のため再度軽井沢へ行きました。しかも病院学会と同じプリンスホテルで開催されました。今回も雨でついていません。中部ブロックの赤十字病院の院長が全員参加しましたが、昨年末3名の方が退職されその新しい院長を迎えての会でした。会話の中の何気ない言葉で明日からの当院の経営に役立つことがあり、経営規模が違ってもいつも楽しい会議です。来年夏の幹事病院は当院のためか、いつもと違った緊張感を感じました。会議後に、浅間山近くの鬼押出し園へ行きました。江戸時代に起こった浅間山の噴火に伴う火砕流が固まった無数の大きな岩石の間を歩きました。最近浅間山の小噴火があり、火口から2㎞までは立ち入りが禁止されています。園の人の話では、この園は4㎞余り火口から離れており、安全だと説明を受けました。しかし、火砕流の跡の岩石の山を見ると、漠然とした不安感に襲われました。今、火砕流が起これば生き残ることは不可能、これが実感でした。霧が深くて浅間山の山頂を見ることはできませんでしたが、霧が一時的に収まった時にその稜線を見ることができ良かったです。 6月は2本の映画を観ました。樹木 希林さんがメインの「あん」と「マッドマックス」です。「あん」は元ハンセン病の主人公が小さな"どら焼き屋"で"粒あん作り"に励みます。その後、周囲のうわさで働くことができなくなる、そんなお話しです。主人公はそれでも前向きに生きていきます。四季の移り変わりと共に、周囲の人間の優しさや非情さを感じる映画です。この映画の監督はあの河瀬 直美さんで、日本・フランス・ドイツから資金を集めて作った映画だそうです。このような映画を作る人がいる、何と素晴らしいことではないでしょうか?「マッドマックス」は映画の評論で☆印が多数ついていたので観に行きました。ありえないストーリーですが、本当に楽しめました。新たな3部作の第一弾との話もあり、次回作が今から楽しみです。

本屋で偶然手にとった本「君塚 直隆著、物語イギリスの歴史」(上下)(中公新書)を楽しく読みました。イギリスの歴史を英国王室中心に描いた本です。兄弟や親子、また親戚などが権力を握るために戦う場面が続きます。英語を話せない王などこれまで知らないことばかりです。人間関係が複雑で、本に載っている家系図をその都度確認しないと、誰が誰だかすぐ判らなくなってしまいます。王室の歴史を軸に、フランスや他のヨーロッパの王の干渉や、教会や議会の思惑が絡みます。他の国の歴史も「物語○○○○の歴史」(中公新書)で出版されているそうなのでで、アイルランド、スイス、ドイツ、チェコなど今後読んでいきたいと思っています。

6月の空群馬県にある白糸の滝

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平成27年5月29日

箱根山の噴火警戒が続いています。日本ではどこでも起こりうる問題ですが、温泉の恵みの裏にこのようなリスクがあると普段は意識していませんし、観光にも影響がでているのではないかと危惧しています。一日も早く収束し、"温泉たまご"を食べることができる日を待っています。

川崎の簡易宿泊所の火事では多数の犠牲者がでました。消防の立ち入り検査はなかったのでしょうか?また、防火訓練はなかったのでしょうか?病院では当たり前に行われていることが、一般の人が宿泊する施設では重要視されていないのか?規模の問題なのか?よく判りませんが、広く一般の方が利用する場所でこのようなこと無いようにしてもらいたいと思います。

FIFAの副会長をはじめ多数が逮捕されました。200億円近いお金が動いたとの報道です。ワールドカップの開催地の決定がお金の力で決まったのでしょうか?今後の捜査の進展に目が離せません。

4月29日には名古屋の中日劇場で開催された中日特選落語会にいってきました。出演者は桂文枝さん、三遊亭小遊三さん、桂南光さんらでした。桂南光さんの演目「抜け雀」は以前どこかで聞いたことがありましたので、途中で"雀の話"だと気づきました。宿代が払えない絵師が屏風に5羽の雀を書きます。朝になるとその雀が屏風から飛び立ち、また戻って屏風に入ると言うお話しです。大変な評判になり、千両の値がつきます。偶然訪れた絵師の父親がこのままでは雀がくたびれて死んでしまうと言って止まり木を書き足すと、またまた値が上がり二千両になりました。その絵を見て絵師が驚きます。父が書いたものだとすぐ判り、止まり木に込めた「木は鞍馬山のもので、天狗になるな」という想いを知り、父の戒めに涙すると言うストーリーでした(違っていたらすみません)。落ちは演じる人によって違うようです。南光さんは本当にうまい。米朝一門ではこの人が一番と私は思っています。

"逆境経営(旭酒造代表取締役社長の桜井博志さん著)"を読み、"獺祭"と言うお酒を知りました。私は有名なお酒とは知りませんでしたが、安部首相がオバマ大統領に進呈して話題になりました。山口のお酒ですので安倍さんが選んだのでしょうか?5月の連休に遠出をしないので、通販で一本買いました。磨き3割9分のお酒です。美味しいお酒でした(味の差は良くわかりませんがうまいような気がしました)。この本の帯には、第3章 捨てる勇気を持つ、第4章 「できること」と「やるべきこと」をはき違えない、第7章 発信しなければ伝わらない、第8章 打席に立ったからには、思い切りバットを振る、など病院経営にも役立つ内容でした。杜氏無しでお酒を造っている一般的には変わったメーカーのつぶれそうな酒蔵を、一流のブランドにしたその苦労話しです。オバマ大統領が飲んだ広島の"賀茂鶴"も一度は味わってみたいと思っています。

"ほんまもん(未来を変えるために私がしていること、きみたちにできること)(岸本和裕著:健康ジャーナル社)"を読みました。著者から何故か私に贈られた本です。何を基準に私が選ばれたのかは全く判りません。岸本さんは竹田総合病院皮膚科に勤務されています。1人の医師が自分1人で勉強して地域医療に完全と立ち上がる姿に感動を覚えました。アトピー治療に対する熱い思いを感じます。私にはできない、これが素直な感想です。

5月23日に「第4回ふれあいまつり」を開催しました。多数のご当地ゆるキャラの出演もあり、例年以上に盛り上がりました。模擬店では完売が相次ぎました。昨年の反省から仕入れをかなり増やしたのですが、来場者が予想外に多く、またまたご迷惑をおかけすることになりました。お天気を心配しましたが、晴れからやや曇りで、申し分ありませんでした。雨で無ければこのイベントは70%は成功です。前日からの準備、当日の後片付けなど、実行委員の皆さん、本当にお疲れ様でした。来年もよろしくお願い致します。

購入した獺祭5月の空

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平成27年4月28日

4月1日は辞令交付式です。新しい職員を迎える喜びと健やかに伸びていって欲しいとの気持ちで挨拶をしました。その中で、仕事での失敗は何度でも取り戻すことができるが、人間として信用を失う行為(約束を守らない、時間を守らない、ごまかす、嘘をつくなど)はただの一度でも取り返しがつかないとお話ししました。この言葉を心の片隅に置いて、失敗を恐れず、これからの新しい職場で精一杯頑張っていってほしい、と願っています。

ネパールで大きな地震が発生し、日本を含む多くの国の緊急援助隊が出動しました。多くの犠牲者が出ているようで心が痛みます。自然災害の恐ろしさをまた人間に知らしめました。エベレストは今回の地震に関わった二つのプレートで盛り上がった山だそうです。ビックリです。いつになったら地震発生の予知ができるようになるのでしょうか?それとも、永久にできないのでしょうか?東海地方は長い期間大きな地震が発生していないので、本当に心配です。

4月はこれまで2本の映画を観ました。大沢たかお主演の「風に立つライオン」と北野たけし監督の「龍三と7人の子分たち」です。「風に立つライオン」は赤十字国際委員会(ICRC)のアフリカの医療施設が舞台になっています。同委員会は、戦争や武力紛争の犠牲を強いられた人々に対して人道的保護と支援を行う、公平にして中立、かつ独立した機関です。(赤十字国際委員会のホームページより転載)映画自体はまずまずだったのですが、「なぜ主人公が恋人を日本に残してアフリカでの医療活動を継続したのか?危険な地域に行って死ななければならなかったのか?」私にはしっくりこず、ネットで調べてみると、主人公のモデルが実際には生存中と知ってビックリし、すごい人がいるのを知ってうれしくなりました。「龍三と7人の子分たち」はギャク満載の映画で、元やくざの主人公が"おれおれ詐欺"に引っ掛かりそうになる場面から始まります。館内では笑いが絶えませんでした。やくざ映画の「アウトレイジ」や「アウトレイジ・ビヨンド」を作った北野監督の作品と思うと才能の高さに脱帽です。一見の価値はあると思うので、ぜひご覧になってみてはいかがですか。

4月11日には劇団四季の「マンマ・ミーア」を観ました。劇団四季の発声は独特なので、キャストのセリフや歌を漏らさず聴く(理解)ことができます。他の劇団の舞台では内容が聞き取れないこともありイライラすることがありますが、そのようなことは無く平成20年に一度観ていますが今回も心から楽しむことができました。他の作品をみたいのですが作品がロングランの上演が多く他の作品も観に行きたいのですが、それができず残念です。

エマーソン・レイク & パーマーのCD"展覧会の絵"を買いました。昔のバンドなので知らない人が多いと思いますが、FM放送で最近この楽曲を聴きました。私が大学生の時、家庭教師で教えていた高校生がこのレコードを持っており、彼の部屋で何回も聴きました。その記憶のせいか、音楽を聴いた時懐かしい気持ちになり、思わず買ってしまいました。しかし、買ったCDの音楽はレコードやFM放送で聴いた"展覧会の絵"とは違った印象で観客の反応が違っていました。全体の録音日は1971年ですが、私が好きな曲の録音日が1993年となっていました。そのためでしょう。いつか以前のバージョンを手に入れたいと思っています。

4月27日は哲学の日だそうです。ソクラテスが亡くなった日が由来だそうです。また、ソクラテスの妻が悪妻であったことにより(?)、悪妻の日でもあるそうです。良妻をもらうと幸せになるが、悪妻をもらうと哲学者になるとの言葉もあるそうです。通勤中の朝のラジオで聞きました。

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