病院長ブログ

中村 重徳

平成26年3月28日

仮想通貨ビットコインの業者(日本の業者だそうですが、代表者は?)が破綻しました。何者かが業者のシステムへ侵入し、ビットコインを違法に引き出したとの報道です。新聞やテレビの報道を聞いても、「誰がビットコインの価値を担保していたのか?」良く判りません。ビットコイン事件は数週間に起こったことで最近は話題にもなりませんが、どうなったのでしょうか?

ウクライナの問題はどうなるのでしょうか?平和の象徴でもあるパラリンピックを挟んだ時期にこのようなことが起きるとは何と言う皮肉でしょうか?ロシアと欧米また日本は相互依存の関係にあり(ロシアは米国の国債をたくさん持っているそうです)、決定的なことは起きないと思いますが、心配です。

私は2ヶ月に1回程度、病院近くの歯科医院で歯の掃除をしています。3月の受診時に担当の歯科衛生士さんから、日赤に入院中の方を見舞った時にその患者さんが「日赤のご飯はおいしい」と話していた、と聞きました。当院の米飯は、お米は岐阜県産の「ハツシモ」を、お水は長良川の「伏流水の井戸水」を用いて作っています。栄養士さんや調理師さんが、食材は地産地消を原則として心を込めて食事を作っているのが良いのではないか、と思っています。うれしいニュースでした。

3月1日、神戸で行われた第14回隈病院甲状腺研究会に出席しました。本年度は2名の外科医師に甲状腺手術の研修に隈病院にいってもらいました。帰って来ての話題ででた"甲状腺手術における反回神経と上喉頭神経外枝の術中神経モニタリング"を興味深く聞きました。上喉頭神経外枝が障害されると、「高い声や大きな声がでない」「長く話すと声がかすれる」「音域が狭くなる」との症状が出るそうです。甲状腺手術後に元通りの声が出せるようにするには、反回神経と上喉頭神経外枝の温存が大切との話でした。術中にNIM-Response 3.0という機器を用いているとのことで、その機器の当院への導入も含めて今後検討していきたいと考えています。

3月11日夜、中部医療の質管理研究会で名古屋第二赤十字病院院長の石川先生に「最高の病院になるために:全病院的なコーチングの導入」の題で講演をして頂きました。講演の中で、「クィント・スチューダー著"エクセレント・ホスピタル(鐘江康一郎訳)"を読んだのが、コーチングを取り入れる一つのきっかけになった」との話を聞きました。私自身もその本を読んだことがあり、訳者である聖路加国際病院の鐘江さんに当院で講演をしてもらった経緯があります。私の場合は一過性の興奮であり興味が持続しませんでした。現在、再度その本を手にとり読んでいますが、何度も同じ本を読むことの大切さを改めて感じています。

3月8日に岐阜じゅうろくプラザで開かれた岐阜県看護協会の"看護師等就業支援ガイダンス"、3月15日に名古屋吹上ホールでの"中日 看護師のたまごの春ガイダンス"に参加しました。昨年に比べると参加した学生さんの数が全体で少ない印象で、当院のブースは昨年ほどのにぎわいはありませんでした。看護教育には自信がありますが、不安がよぎります。是非、優秀な学生さんの多数の応募を期待しています。

3月26日、2名の研修医に研修終了証明書を手渡ししました。2年間の研修、お疲れ様でした。内、1名は当院呼吸器科での後期研修を希望されました。本当にうれしいことです。これと入れ替わるように、次年度のフレッシュな研修医3名が健康診断のため来院しました。3月31日は多くの職員と別れ、と4月1日には新しい多くの職員を迎えます。桜の開花のたよりも聞かれ、季節の変化を感じる今日この頃です。

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平成26年2月27日

理化学研究所研究員の小保方晴子さんがSTAP細胞の作製に成功したとの報道がありました。ノーベル賞級の発見だそうです。30歳の女性に研究チームのリーダーを任せる、理化研の素晴らしさに驚きました。国内の大学では絶対にありえないことです。
一方、論文中に「不自然な画像データ」があり、一部ねつ造の報道がされ心配しています。世界中で追試され、論文の根幹が正しかったと証明されることを祈っています。ねつ造であれば、研究者として到底許されることではありません。

聴力を障害された作曲家の楽曲が、他人のものだったと世間では大騒ぎになっています。この騒ぎになるまで、このような人がいたことを知りませんでした。マスコミがきっちりとした取材をせずセンセーショナルに取り上げ、これまで幾度となく報道したことに、驚き悲しくなります。日本人の優しさに付け込んだ本人とマスコミに嫌悪の念が湧いてきます。

ソチオリンピックが終わりました。メダルを獲ることは出来ませんでしたが、浅田真央選手のフリーの演技に感動しました。テレビで何度も放映されましたが、その都度、胸が苦しくなり涙がでるような感覚を覚えたのは私一人では無いと思います。記録よりも記憶に残る演技でした。長い間、お疲れ様でした。

2月5日・6日の両日、第1回業務KAIZEN活動発表会を開催しました。10チーム2日間の発表です(合計20チーム)。中部学院大学の國澤先生に30チームが約30分間の指導を2回(そうすると合計30時間)受け、発表は初めてとは言えない立派な(QCストーリーに沿った)ものでした。私自身、発表を聞き院内での多くの問題・課題を新たに知ることができました。今回発表できなかった10チームの改善活動の中間報告も抄録集にあり、100点満点の発表会でした。
この1年の活動でここまでやれるとは思っていませんでしたので本当にうれしく思いました。業務KAIZEN活動連絡会のメンバーや國澤先生に深く感謝したいと思います。
また、優秀演題を、本年11月福井で開催される医療のTQM全国大会で発表してもらうこととしました。1年で終わることなく、今後継続的に行っていけたらと思っています。

2月に入り2度、週末に大雪が降りました。関東甲信越地方の大雪では孤立した地域が多く出ました。近年、日本の気象は極端(長い熱い夏、大雨、台風の多さ、大雪など)になっているようです。地球温暖化の影響でしょうか?今後も思いやられます。

2月7日と8日に福井に行ってきました。中部ブロックの赤十字病院長会議です。2年前の金沢の会議は大雪で米原までしか行けず、会議に参加することはできませんでした。今回は7日に雪が降りましたが、無事、福井に到着できました。
8日の朝、ホテルの周囲は一面の雪でどうなるかと思いましたが、JR「しらさぎ」の名古屋行きで帰ることができました。8日の新幹線はかなり遅れていましたが、在来線の「しらさぎ」はほとんど時刻通りでした。在来線の強みでしょうか?
この機会に福井県立の恐竜博物館に行きました。本物の骨格標本があり、面白く見学できました。館内を案内してくれた職員の「恐竜は絶滅していない」との話を大変興味深く聞きました。その人によれば、恐竜の定義は1)二足歩行、2)大腿骨が付いている部位が骨では無い(骨盤の空洞の部分に大腿骨の骨頭が入っている)、の二つだそうです。その上で、恐竜は進化し、現在も生き残っているとの話でした。ワニやサイは一見恐竜っぽいですがこの定義を満たさず、驚いたことに、ニワトリはこの定義に入り、恐竜が進化したもの(鳥類一般??)との説明でした。本当に楽しそうにお話しされ、この仕事が好きでたまらないようで幸せを感じました。

4月になると2年に一度の診療報酬改定がやってきます。準備として、大阪と東京で開かれた説明会に行ってきました。この4月に導入される7:1入院基本料とICU管理料の厳格化が与える影響は大きいものです。中小病院に打撃を与える改定で、7:1入院基本を算定する病床が全国で9万床減少することが図られています。
当院にも大きな(負の)波が押し寄せますが、負けるわけにはいきません。職員一丸となって乗り越えて行きたいと思っています。

2月の空

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平成26年1月23日

1月3日、有楽町駅近くの火災により長時間新幹線の運行が止まりました。運航再開後も混乱が続き多くの乗客が影響を受けました。東京駅のバックアップとして品川駅が設けられたはずでしたが、運用がうまくいきませんでした。JRの職員は、乗客の「不満・いらだち・怒り」などの大きなストレスの中、懸命に働いたことと思います。今後、対策が取られ二度とこのような事態が生じないことを祈っています。

またもや、食の安全が脅かされる事件がおきました。「マラチオン」が冷凍食品から検出されたそうです。「マラチオン」と聞いて、昔経験したパラチオン中毒で患者さん数人の悲惨な経過がすぐ頭に浮かびました。
受診時はさほどの症状が無くても、日を追うに従って多彩な症状(腎不全や肺病変による呼吸困難が出現)を呈し、透析にも関わらず肺が真っ白になり不幸な最後でした。現時点ではマラチオンは誤って混入されたのでは無く、何者かによって意図的に混入されたようだとの報道です。許される事件ではありません。早く真相が究明されることを念じます。

年末年始に「永遠の0」と「ゼロ・グラビテイ」を観ました。
「永遠の0」は小説を読んでいたので長い物語のエッセンスを短時間の映画にどうまとめるのか、興味がありました。脚本が良いのでしょう、映画は映画で小説とは違いますが、素晴らしい出来栄えになっています。戦争が人を変え、常識が戦争の狂気で押しつぶされていきます。戦争の無い平和な日本が続くことが私たちの願いです。
「ゼロ・グラビテイ」は、これまでの映画とは全く異なる映画でした。はっきりとした登場人物は二人です。男性の宇宙飛行士はてっきりトム・ハンクスと思って観ていましたが、途中でジョージ・クルーニーだと判りました。外国人の顔って判らないものですね。宇宙での遭難なんて、考えただけでも怖くなります。足が地面についている幸せを感じます。

矢部輝夫著「奇跡の職場: 新幹線清掃チームの働く誇り」を読みました。東北新幹線の東京駅で見かけるあの掃除のプロたちの話です。
自分たちの仕事は清掃だけではない、「お客様に気持ちよく新幹線をご利用いただきかけがえのない旅の思い出をつくっていただく」ことをモットーに働いているそうです。7分間で新幹線の列車を掃除する、チームの中で一人でもその時間を守れなかったら大変です。その中で「生き生きと働くことがどうして可能になったのか」を少し知ることができました。
当院はSafety (S), Hospitality (H), Respect (R)のSHRを掲げて働いています。全員がこの気持ちを絶えず持ち仕事に懸命に励めば、私たちの職場(病院)が「奇跡の職場」に変わることも不可能では無いと思います。一歩でも近づけるよう職員全体で頑張っていきましょう。

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平成25年12月24日

特定秘密保護法案の強行採決(自民党や公明党の中で慎重審議などの意見はなかったのでしょうか?)、都知事の5000万円問題(何の見返りも無くこんな大金をさっと貸すものでしょうか?)、北朝鮮のNo.2の粛清(単なる失脚では無く、機関銃で死刑が執行された?)など、年末を控えこの世の中はどうなってしまったのでしょうか?心配です。

平成25年度の院内災害対策訓練(防火防災訓練)を12月14日に行いました。前日は、岐阜市内に雪がチラつきましたので「訓練ができるのか?」と心配しましたが、当日はお天気に恵まれました。岐阜市内で震度5強から6強の地震が発生。市内を中心に県内各地で甚大な被害が発生し、当院の近隣地または町内の被災現場から多数の傷病者が搬送(独歩)され、院内では火災も発生する、との想定で訓練を行いました。
病院の災害対策本部の立ち上げ ⇒ 外来診療の中止、手術の中止決定 ⇒ 現場統括および現場統括本部の設置決定 ⇒ 各エリアの設定 ⇒ トリアージ ⇒ 患者さんの受け入れ、などの訓練です。東日本大震災以降、マニュアルを見直し実戦的な訓練になるよう努力してきました。今回の訓練からも新たな問題が見つかっており、更にマニュアルを改訂して、「いつか来る」本番に備えたいと考えています。
最後の炊き出し訓練で出されたトン汁で体が温まりました。模擬患者や炊き出し訓練に参加頂いたボランティアの皆さん、寒い中、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。また、屋外で活動された職員の皆さん、ご苦労様でした。なお、訓練の模様は当日の東海テレビで放映されました。赤十字の活動を広く知ってもらうためにも、取材に来て頂きありがとうございました。

12月15日には長良川国際会議場で"第8回中部医療の質管理研究会シンポジウム"を当院の担当で開催しました。特別講演は東北大学名誉教授(医療のTQM推進協議会理事長でもある)上原鳴夫先生の「医療の質を高める改善活動へ:原点回帰の勧め」でした。「質」を考えることは、「目的」を考えること、との言葉が印象的でした。それぞれの患者さんの「要求する真の品質(目的)は何か?」それを知ることは、実際の臨床の場でも困難なことが多いように感じます。勉強しなくては、と強く思いました。

最近、出張の際などに本屋で目についた本(1000円以下の厚くない本)を買うようにしていますが、行き帰りで読めてしまう本が最高です。永治ベックマン啓子著「息子がドイツの徴兵制から学んだこと」(祥伝社新書) ⇒ 軍隊での生活で整理・整頓・清掃が極めてたいせつなこと(つまり3Sが身につく)、丹羽宇一郎著「負けてまたるか!リーダーのための仕事論」(朝日新書) ⇒ 毎日30分の読書を欠かさない生活をしている著者(どんな時でも)、磯田道史著「歴史の読み説き方」⇒ なぜ、著者が静岡の大学に移動したのか?などを知ることができました。丹羽さんは前の中国大使であり、民間出身の大使として大使館でKAIZEN活動を行うなどが書かれてあり、面白く読むことができました。

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平成25年11月20日

9月に行われたQC検定の結果、3級は受験者17名中16名合格(合格率94.1%, 全体の合格率は51.2%)、4級は78名中76名合格(合格率97.4%、全体は86.9%)で、当院は優秀な成績をあげることができました。
現在、29のチームが院内でQC・KAIZEN活動に当たっていますが、一過性に終わることなく楽しく活動が続くことを祈っています。また、これまでQC検定を受けていない職員が来年3月のQC検定を受けることを希望しています。
ところでQCのQは「Quality=品質」ですが、有名なホテルなどで発覚した食材の偽装はどうして起こったのでしょうか。信頼を裏切る行為です。残念でなりません。

10月27日、関ヶ原ふれあいセンターを中心に第29回岐阜県病院協会医学会が開かれました。学会長は関ヶ原病院長の瀬古先生で、私の大学の同級生です。 特別講演は小和田哲男先生(静岡大学名誉教授)の「関ヶ原合戦から学ぶ組織運営と経営管理」でした。
小和田先生はテレビでおなじみの先生で、話によどみがありません。その講演でこれまで知らなかった徳川家康のすごさを2つ知ることができました。一つは、本陣を桃配山においた意味です。「壬申の乱」で大海人皇子がこの地に本陣を置き、将兵に桃を配り大友皇子との戦いに勝ったその場所ですが、桃配山の起源が「壬申の乱」とは知りませんでした。全軍の士気を鼓舞するため、戦略的にはさほど良くないこの場所を当初の本陣に選んだとの話です。
もう一つは、合戦当日、秀忠が率いる徳川主力軍(3万8000人)がいない状況で開戦に踏み切ったその決断です。あと1~2日、開戦を遅らせていれば大津城攻めに当たっていた九州の精鋭部隊(家康が恐れる立花宗茂ら1万5000人)が西軍に加わったはずで、その場合東軍の勝利はおぼつかなかった可能性が大だったとの話です。NHKの大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」で水川あさみが演じる初が大津城に籠って戦闘したシーンが思い出さされました(大津城の戦い)。大津城が陥落したその日が関ヶ原の戦いの日だったそうです。家康はきっとこの情報をつかんでいたのでしょう。すごい、その一言です。

10月28日、当院の講堂で行われた「認定看護師報告会」に参加しました。当院にも多数の認定看護師がいますが、私自身は認定看護師になるためにどのような教育を受けたのか?これまで知りませんでした。今年度「緩和ケア認定看護師」に認定された2名(教育の場所が山梨と静岡)に、実際に受けた教育についての話をしてもらいましたが、その内容は力を入れている個所が受講した場所によって異なっており楽しめました。他の認定看護師の話も聞いてみたいと思っています。

11月9日・10日、大阪で行われた第15回フォーラム「医療の改善活動」全国大会 in 大阪(主催は医療のTQM推進協議会)に参加しました。医療のTQM推進協議会に当院も本年度から入っています。大阪市立大学医学部付属病院長の石河先生が大会長で、大学病院でTQM活動を行っているのは大阪市立病院だけのようです。そのキャッチフレーズは「Smile, Service, Science」の3Sですが、うまくつけたものです。
その内容は、まるで医療分野におけるQCの全国大会のようで、各病院でのQC大会の上位が発表していた印象です。演題を聞いて「全く手が出ないことはないな」との印象を私は持ちました。来年は福井赤十字病院長の野口先生が大会長をされるので、当院からも演題を出せたらと思っています。

11月14日から3日間、和歌山市で行われた「第56回日本甲状腺学会学術集会」に参加しました。講演や発表の合間に、会場近くの和歌山城の見学に行きました。道端の机の上に置かれている道案内マップを手に取ろうとした時、「時間があれば和歌山城を案内します」と声をかけられました。和歌山城の語り部の女性です。知人と2人に1名の語り部となり、贅沢な見学です。
「石垣が3つの時代で造られそれぞれ作り方が違うこと」、「城は台形状の土地に建てられているが美しく見えるよう屋根のこう配や幅などを変えてあること」、「江戸城を模して作ってあること」、など語り部がいなければわからないことをたくさん知ることができました。 また、落ち葉を掃除する多数のボランティアさんのすがすがしい挨拶に心が和みました。
会場から和歌山駅までの帰りのタクシーの中で運転手さんに「お土産は何が良いか」と聞いたところ、「宝梅」と「かげろう」を勧められ購入しました。地元の人の言葉にうそはないと感じました。とても喜んでもらえました。

和歌山城の御橋廊下和歌山城

和歌山城の御橋廊下と和歌山城

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平成25年10月16日

伊勢神宮で式年遷宮(遷御の儀)が執り行われました。今回の式年遷宮はかなり前より色々な出来事をテレビ・新聞などで報道されましたが、20年前もこうだったのでしょうか?20年前の記憶が定かではありません。

NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」とTBSドラマ「半沢直樹」が終わりましたが、どちらも楽しく観ることができました。
「あまちゃん」は、あの「舞妓Haaaan!!!」を作った宮藤官九郎の脚本が飛びぬけて良かったのでヒットしたのではないでしょうか。
「半沢直樹」はバックに流れる音楽と共に、主人公を演じた堺 雅人の目力の迫力・演技力には参りました。これだけのドラマだけに後に続くものは大変でしょう。

「ヤクルトのバレンチィン選手のホームラン60本」「楽天イーグルスの田中マー君の開幕から24連勝(無敗)」など、本年のプロ野球は素晴らしい記録が続きました。昨年まで中日に在籍していたDeNAのブランコ選手も打点と打率がリーグトップでしたが、同僚のラミレス選手のアドバイス効果でしょうか?
しかし、中日ファンの私としては何とも言えない残念な1年になりました。世代交代の難しさを感じます。来年は「優勝」と行きたいところですが「3位」までには入って欲しい、3~4年後には優勝を狙えるチームになって欲しい、と願っています。
次期監督の谷繁選手の手腕に期待していますが、戦力を整えるのはフロントの仕事であり、「その強化が重要ではないか」と感じていました。GMに落合氏を招いたのはそのような意図でしょう。

中日劇場でミュージカル「レ・ミゼラブル」を観てきました。昨年末、映画の「レ・ミゼラブル」を観ましたが、やっぱり舞台は良いものです。舞台の演出が新しくなり、新たな感動を呼び起こしてくれました。
出演している人はほとんどこれまで見たことのない俳優さんでした(エポニーヌ役の昆 夏美さんを除いて)が、ジャン・バルジャン役の福井昌一さん(劇団四季出身)、ジャベール役の川口竜也さん共に歌唱力が素晴らしく安心して観ることができました。マダム・テナルディエを森 公美子さんが演ずるのを観たいと思っていましたが、残念ながら都合の良い時のチケットを手に入れることができませんでした。次回の公演を待つことにします。

招待券が手に入ったので岐阜県美術館での「オディロン・ルドン 夢の起源展」に行きました。岐阜県美術館がルドンの作品をたくさん所有しているようで、多数の作品に岐阜県美術館蔵と書かれていました。ルドンの作品は哲学的?なようで、難解な長い名がついていました。年代により作品の風潮が変わっており、成長が楽しめました。

9月25日と10月10日両日の夕方、当院の講堂で研究発表会が開かれました。昨年も行い今回で2回目ですが、これから開催される日赤医学会と岐阜県病院協会医学会での発表に先立ち、院内でその内容を発表してもらいました。
医師や看護師のみならず、事務部、薬剤部、リハビリテーション科部、放射線科部、医療技術部からの発表を聞いて頼もしく思いました。この発表会と来年2月に予定されているQC-KAIZEN発表会を両輪として病院の質の向上を図っていきたいと思っています。

9月の空

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平成25年9月10日

9月に入ってやや涼しくなってきましたが、9月4日に岐阜市にも豪雨があり当院の北側にある小さな河川が氾濫しました。職員駐車場が水であふれ大騒ぎとなりました。
また、落雷の影響で病院駐車場のバーの開閉に支障を生じました。7月末に近くへの落雷で院内の各種機能がマヒし、職員の懸命な対応でやっと復旧したと思った矢先でした。天候には逆らえませんが、今後は起きないことを切に祈っています。

9月7日の夜、自宅近くのサガミでの宴会に参加しました。3年前の町内会役員による宴会で、昨年以来に開催され9人が集まりました。町内役員を2年務めその2年目の役員が集まり、「あーでもない、こーでもない」と楽しい時間を過ごし「また、来年。」と言って別れました。役員を務めたことで、町内行事のあらましが判ったような気がします。やらないと判らないことがあるものです、本当に!

9月8日の早朝、2020年のオリンピックが東京で開催されることが決まりました。「東京は安全である。福島第1原発の状況はコントロールされている。私たちは決して東京にダメージを与えない。」との安倍首相の言葉に違和感を覚えたのは私ひとりでしょうか?何だか素直に喜べませんでした。2020年には福島の人もその開催が素直に喜べる状況になっていることを願っています。

8月末からシネマ歌舞伎を映画館に観にいっています。これまで3週連続で「連獅子/らくだ」、「ふるあめりかに袖はぬらさじ」、「人情噺 文七元結(ぶんしちもっこい)」を観ました。
「連獅子」は親獅子が子獅子を千尋の谷に突き落とし駆け上がった子獅子だけを育てるという故実を、実際の親子(最近亡くなった中村 勘三郎とその息子の勘太郎、七之助)が演じてしました。観た瞬間、幼少期からの長年の修業が無いとできない素晴らしい演技だと感じました。勘三郎はどんなに幸せだったことでしょう、それが伝わってきました。
「らくだ」は古典落語を題材にした演目で館内が笑いに包まれていましたが、落語の世界を良く劇に仕立てたものだと感心しました。「ふるあめりかに袖はぬらさじ」は、宝塚歌劇団の元トップ娘役である檀れいが遊女の亀遊を演じた舞台を、テレビで観てたことがあり内容は判っていました。主人公の芸者・お園を両方で演じたのは坂東玉三郎です。すさまじい演技力で観る者を引き付け脱帽です。「人情噺 文七元結(ぶんしちもっこい)」は中村 勘三郎が主人公で笑わせます。松竹新喜劇の藤山 寛美の演技を思い出し、同じ笑いだととっさに感じました。まだまだ、後が続くので楽しみです。

9月1日にはQC検定がありました。当院から100名弱の職員が検定を受けました。私は3級を受けましたが、解けないとあせり1問目で頭が痛くなりました。3月の4級受験の時も1問目が曲者でした。すぐに2問目に移り最後まで解いてから1問目に戻り考えたら、そんなに難しい問題ではありませんでした。緊張感がそうさせるのでしょう。
病院の組織では3級までの知識を応用すれば、QC活動を実施するに十分と考えています。今後は実践が求められます。現在、私は院長室の5S活動に取り組んでいますが、5Sの最初のS(整理)がなかなかできません。この1年、見ていない資料を捨てることから始めようと思っていましが、取り出して見ると捨てられないものです。「鬼になって捨てる」、これしかないと思っていますが。

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平成25年8月12日

日本列島は猛暑に襲われていますが、場所によってはゲリラ豪雨で多大な被害が出ています。また、四国では渇水が問題になっています。以前より、地球温暖化の影響でしょうか、極端な気候が多くなった気がします。

7月17日に行われた中部医療の質研究会にて産業医科大学の松田晋哉先生に「医療の質評価について」の講演を頂きました。普段私たちは自分の病院の状況を中心に考えるため、地域や国全体の医療を考えることはほとんどありません。
しかし、講演を聞いて医療におけるマクロからミクロへの視点の重要性を強く感じました。DPCを含む電子レセプトを中心とするNational Databaseから、ある地域の患者さんの流れがすべて判りその地域で医療の各項目の過不足をつかむことができるシステムができていることに驚きました。
岐阜地域の医療状況からみて当院の医療をどのように展開していくか、今後十分に考えて戦略を立てなくてはならないと思っています。

7月28日には、早朝6時に病院に集合し、第5回赤十字病院中部ブロックスポーツ大会の視察に行きました(中京大学豊田キャンパス他)。来年の大会事務局を当院と高山赤十字病院の2病院で行うことが決定しているためで、大会の運営方法を視察する目的で多くの職員と出かけました。
大会では軟式野球、バレーボール、硬式テニス、卓球、駅伝、フットサル、バスケットボール、ソフトバールの8種目が行われました。この大会の準優勝チームまでが赤十字の全国大会に参加(本年は北海道の旭川)できるため、熱戦が続きました。
私たちが次年度の担当のバレーボールは男子が無く、女子の試合です。本当に驚きビックリしました。 実業団のバレーに近い床に突き刺さるスパイクやクイックスパイクもありましたが、ラリーも続き予定の時間が過ぎてもなかなか終了出来ず閉会式の時間が繰り下がりました。次年度は開始時間を1時間は早めなくては、と思ったほどです。
当院は軟式野球のみの出場でした(12病院参加)。参加チームが多いので、制限時間は1時間です。1時間を超え新しいイニングは入らないルールです。プロ野球で言えば、雨が降りそうな状況で早く点を取って、5回を終了し試合を成立させると言ったところでしょうか。初戦で負けたため、フレンドリーマッチで行われた安曇野赤十字病院との野球を観戦しました。その試合は3回10対10の引き分けで時間切れとなりましたが、最後(3回裏)は2アウト、1・2塁、守備の場面で、痛烈な打球が3塁ベース付近に飛びました。当院の3塁手Uさんが横っ飛びに好捕しベースにタッチ、試合終了となりました。「さよなら負け」を防いだ素晴らしいプレーでした。暑い中、2試合の試合、本当にお疲れ様でした。次年度は多くの種目に参加できるよう院内のスポーツ好きに働きかけたいと思って策を練っています。

百田尚樹著の「永遠の0」を読み、宮崎駿の映画「風立ちぬ」を観ました。両者に共通なのは「ゼロ戦(零式艦上戦闘機)」です。昔、プラモデルでゼロ戦を作ったことが思い出されます。
ゼロ戦は太平洋戦争初期には圧倒的な攻撃力を持ち大空を支配しました。戦争が進むにつれゼロ戦の弱点をアメリカが知り(ほとんど無傷のゼロ戦を手に入れ、その戦闘能力を検討)、形勢が逆転します。ゼロ戦について、最近、新聞で読んだことが頭に残っています。ゼロ戦の座席後面は鉄板が薄く(戦闘能力を高めるため、ゼロ戦の重量を少しでも軽くした結果)、アメリカの戦闘機は厚かったとのことです。
アメリカはパイロットの育成に時間がかかると考え、パイロットの命を守るよう、その鉄板を厚くしたそうです。パイロットの安全に対する日米の違いがあったのでしょう。考えさせられました。

8月の空1

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平成25年7月17日

6月7日の支部評議員会で、昨年度の決算が承認されました。当院は3年連続の黒字でしたが、黒字幅が年々縮小しており、本年度が勝負の年になりそうです。
また、4月から工事中であった血管撮影装置の更新が終了しました。約50日間同装置が使用できず、5月は入院患者さんの数が減少しました。普通にあったものが、ある期間使用できないと本当に困ります。しかし、新たに1台を追加して2台とすることは当院の規模では資金的にもスペース的にも現時点では難しく、1台では診療が回らないという病院に成れれば素晴らしいのにと思っています。

6月13日・14日に盛岡で開催された医療マネジメント学会に行ってきました。名古屋―東京間は、新幹線内で立つことになりました。予約していた列車が30分ほど遅れるため、東京での乗り継ぎの関係でその前の列車に飛び乗りました。乗った列車は時刻通りの運航でしたが、空席が無く立つことになったのです。これまでにこの間を立ったまま行ったことが記憶に無く、新鮮な経験(?)でしたが疲れました。
盛岡では盛岡冷麺、盛岡じゃじゃ麺を食べました。お店の選択はグッドでしたが、ワンコそばを食べられなかったことが残念です。ご当地に名物料理があることは素晴らしいことですね。
ポスターセッションでの「一泊2日入院カルテ改定の取り組み」を興味深く見ました。入院の際の書類を減らす取り組みです。是非、当院でも取り入れたいと思っています。

6月7日付で、「貴病院が日本医療機能評価機構の定める認定基準を達成していることを証する」旨の病院機能評価の認定証(2月に受審)が届きました。今回で3回目の認定です。認定期間は5年間ですが、病院機能の変化が早いので普段の見直しが必要だと思っています。今後は、各職場の「業務の見える化」をより図っていきたいと思っています。

6月26日・27日と新潟で開催された日本病院学会に行きました。高校の同級生が新潟大学の学生であり、大学時代に訪れた以来の訪問です。内容はマネジメント学会と重なる部分もありますが、現代の病院を取り囲む「医療界の問題」などを知るには行かなければならない学会です。
会場と繋がったビルの5階に新潟県立万代島美術館があり、そこでミュシャ展が開催されていました。ミュシャの絵はどこかでいつか見たようななつかしさを覚える絵です。美術館に行って絵葉書を買うのが何時ごろからかの楽しみになっています。

7月5日・6日は名古屋で行われた中部ブロック赤十字病院合同会議に参加しました。看護部長会、事務部長会と初めての合同会議です。講演会で、つい最近までトヨタ自動車の副社長であった新美篤志さんの「私がトヨタで学んだこと」を聞きました。作業中のけがを減らすための苦労とムダを徹底的に排除する考え方、仕事には2種類の仕事しかない(やらなければならない仕事とやってはいけない仕事)など、長年の経験からのお話しに時を忘れるほどでした。前工程・後工程・4Mなどの言葉で出、QC検定で学んだことの原点を見る思いでした。「一流の人は違う」これが実感です。

7月の空17月の空27月の空3

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平成25年6月10日

連休明けの5月7日に「中部医療の質研究会」を当院の講堂で行いました。特別講演はバランスト・スコアカード(BSC)研究の第一人者である高橋淑郎先生のお話しでした。講演後の夕食にも同席させて頂き、いろいろなお話しをお聞きしました。
BSCは、「財務の視点」「顧客の視点」など、通常行われている業務を誰にでもわかるように「見える化」するものと思います。業務の「見える化」は大切なので、本腰をいれて勉強したいと考えています。松山赤十字病院ではBSCを取り入れ経営がV字回復したそうです。
私自身はなだらかな上昇を目指し、良いところを取り入れたいと思います。

5月15日には関中央病院から院長先生をはじめ多数の職員に来院していただき、関中央病院QC発表大会で発表された5演題を当院の職員の前で披露して頂きました。「持参薬管理業務の質カイゼン」、「安全でおいしい嚥下食の提供」など、QC活動による改善事例が示されました。多数の当院職員が参加しました(スペースの問題で参加者数を残念ながら制限しました)が、何かをつかんでくれたものと思っております。
来年2月には当院職員による発表会を開催予定です。患者さんや職員のために、「何か改善できることがないのか?」考えることから始めましょう。このような機会を持つことができ、大変感謝しております。本当にありがとうございました。

5月18日には第2回岐阜赤十字病院ふれあい祭りを開催しました。昨年は8月に開催しましたが(準備を始めたのが春でしたので)、夏前が良いとのことで本年は準備を早くし5月開催となりました。
岐阜済美高校ブラスバンド部・バトントワリング部の華やかな演技で開始し、岐阜柳ケ瀬のアイドルグループのモンソレイユ415の歌・ダンスなど、昨年と違う構成で開催しました。
お天気が危ぶまれましたが、職員の願いが通じたのでしょうか?良いお天気でした。模擬店の売り上げは実行委員の希望で、日本赤十字社を通じて東日本大震災への義援金となりました。職員の意識の高さをうれしく思っています。実行委員の皆さん、どうも御苦労さまでした。

6月4日夜、自宅町内で行われたホタル見学会に徒歩で家内と行きました。町内有志による「ホタル育て隊」による催しで、彼らはホタルを飼育し近くの川に放流する活動をしています。
川の近隣の民家の庭先にはホタルが飛び交い、別棟の6畳ほどの飼育所では多数のホタルが飼育されていました。真っ暗な部屋の中で輝く多くの光が印象的でした。ホタルが見られるきれいな川を守っている人たちに思わず感謝をしました。
見学会から帰るとテレビでW杯最終予選「日本VSオーストラリア」のサッカー観戦です。本田選手の活躍によりブラジルで開催されるワールドカップの出場が決まりました。
テレビを観ていた人には、PKでボールを蹴る本田の緊張は伝わったことでしょう。私はゴールが決まった瞬間、肩の力が抜けたのが判りました。本当に良かった!!

「大橋千竜」著の「徳川幕府を滅ぼした徳川の人びと」(文芸社)を思わず本屋で買いました。NHKテレビの「八重の桜」は会津戦争の場面に入ってきましたが、「なぜ260年続いた徳川幕府があれほど簡単に崩壊したのか?」この本を読んで少しは理解できました。
特に記憶に残ったのは、(1)三代将軍家光・五代将軍綱吉・十一代将軍家斉の浪費により、幕府にはお金が無かった(2)徳川光圀が藩費の3分の1を費やして編纂した「大日本史」が、その後徳川斉昭の手を経て幕末の尊王攘夷・倒幕思想に繋がった。斉昭も多額の藩費を費やしたので、水戸藩の台所事情は火の車で藩士は貧しく、過激な思想が藩士の間に広がった(3)譜代大名の彦根藩が薩長軍に味方していた(松平春嶽によって彦根藩が10万石減封(井伊直弼暗殺の事件関係)された恨みがその背景にあると述べています)、などです。
何やら徳川幕府が成立した時から崩壊の歩みは始まったのでは、と印象を持ちました。良かれと思って行った施策が後での禍根になった事例を多数挙げており、組織を長年維持する難しさが判ります。
当院は本年で創立90年ですが、当面は100周年を無事迎えることができるように「今、何をすれば良いのか?」を考えて行動したいと強く思っています。後からの批判に耐えられるよう運営できていれば、と念じています。

QC検定4級合格証です

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平成25年5月13日

3月24日に受験したQC検定の発表がWEB上でありました。当院は私を含めて57名が受験し55名が4級に合格しました。合格率は96.5%でした(日本全体ではQC検定4級は8,115名の受験で6,934名の合格、合格率は85.4%です)。
目標とした100%には届きませんでしたが、誇って良い成績だと思っています。惜しくも合格できなかった人の再チャレンジを含めて、次回9月1日のQC検定に多数の職員の受験を期待しています。
この試験に合格することが目標ではありません。試験を受けるために勉強をしてその知識を生かして院内でQC-KAIZEN活動を展開し、病院の質を向上させることができなければ試験自体は何の意味も持ちません。私を含めて職員の行動力が試されます。頑張ります。
現在、私はQC検定3級受験を目指して勉強中です。記憶力が落ちているので、少々心配です。

ゴールデンウィークに東京へ行きました。上野で国立西洋美術館の「ラファエロ」と東京都美術館の「レオナルド・ダ・ヴィンチ展:天才の肖像」で絵画鑑賞を楽しみ、旧岩崎亭庭園では旧岩崎住宅の素晴らしさに驚きました。
住宅内の見学ではボランティアによる説明にビックリしました。建築のための長い木材を運ぶ時、搬送に支障となる道路や建物などはすべて買い取ったそうです。岩崎家の財力はいかばかりであったのでしょう。
また、名古屋市美術館で「上村松園展」も観てきました。美人画で名高い作家ですがこれまで作者が女性だとは思ってもいませんでしたので、これにも驚きました。展示作品の中に多数の個人蔵の作品があり、どのような人が持っているのか?日本には知らないところにお金持ちがたくさんいるのですね。

中国での鳥インフルエンザ騒動が早く収束することを願っています。当院は第一種・第二種感染症の指定病院であり、最近は病院全体が何となく落ち着きません。これまでのSARS騒動や数年前の新型インフルエンザ(豚由来)の流行では、いろいろなことを経験しました。
私自身、新型インフルエンザ疑いの人を感染病床に入院させました(午後6時ごろだったと思います)。公費での入院で、患者さんには入院費用が発生しない予定でした。しかし、入院日の午後11時50分ごろ、保健所から「PCRで調べたところ、新型インフルエンザでは無いので、この連絡以降の入院費用は公費で支払えない」との連絡を自宅で受けました。真夜中であり、患者さんに退院のことをお話しできないのでどうしようか?困りました。夜間12時以降の入院費用は誰が支払うのか?患者さんが了解されなければ病院負担となる頭の痛い問題でしたが、幸い理解を得ることができ通常の保険診療での支払いとなりました。その時はどっと疲れました。
中国の鳥インフルエンザが日本に飛び火した時に、患者さんと行政の間で私たち医療人が困ることが無いよう願っています。

亀田総合病院のウロギネセンターの三輪先生の外来と手術が始まりました(この4月から、第2木曜と第2金曜)。女性特有の尿漏れや子宮脱などのスペシャリストです。病院の一つの柱になることを心から期待しています。

東京駅東京都美術館

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平成25年4月11日

3月初旬は猛吹雪が日本列島を襲いました。車が立ち往生し雪の中で亡くなる事態も起き、自然の恐ろしさをまざまざと見せつけました。また、安倍総理大臣はTPP参加を表明しましたが、医療を取り巻く環境がどのように変化するのか?想像がつきません。交渉の経緯を注視したいと思っています。
一方、「コンクラーベ」と言われる選挙の結果新しいローマ法王が誕生しました。南米出身だそうです。「コンクラーベ」は「カギがかかった」と言う意味だそうですが、「根比べ」と言う字が頭に浮かぶのは私だけでしょうか?
うれしいニュースは、岐阜県立岐阜商業高校野球部が春の甲子園大会でベスト8まで勝ち上がったことです。同校の校医を当院医師が長く勤めているので、身近に感じます。夏の活躍を期待しています。

3月はトルストイの「アンナカレーニナ」を一路真輝による舞台とキーラ・ナイトレイによる映画で観ました。舞台での内容・進行は何となく判り、以前観た舞台なのか記憶は薄れていますが印象が残っています。舞台を観た後に映画を観たので、より一層楽しむことができました。
映画ではアンナと夫、またアンナとヴロンスキー(浮気相手)、アンナの兄の夫婦、アンナと対照的なリョーヴィンと妻キチィ、リョーヴィンの兄とその妻(?)、が登場し、各々の夫婦の在り方や考え方の違いが映像化され、何が幸福か?を考えさせるものでした。面白い映画です。ぜひ一度観られてはいかがでしょうか。

3月24日に私を含めて職員57名で「QC検定4級」を受けました。高校生に混ざっての受験でしたが、試験を受けた部屋は当院の職員が多く精神的には楽でした。最初の問題でつまずきそうでした。焦る気持ちを抑え無事試験が終わりましたが、久しく味わったことのない味わいです。全員の合格を祈っています。

3月29日8時15分から辞令を渡しました。お別れの日です。退職される方、本当にお疲れ様でした。2年の研修を終えた初期研修医4名の皆さん、また一緒に働ける日を祈っています。
当院は平成25年に創立90年を迎えます。その間、どれほどの職員が勤めたことでしょう。多くの先輩によって受け継がれたタスキを次の世代に渡す役割を職員は誰もが持って働いています。このことを心に置いて日々を過ごしていきたいと思っています。

職員3名が診療情報管理士の試験に合格しました。本当にうれしいことです。事務系の職員全員がこの資格を有している病院が理想です。理想に向かっての環境を整備するのが私たちの役目です。本年も診療情報管理士の通信教育受講を希望する職員が多数でることを祈っています。

県岐商の必勝祈願3月の空

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