病院長ブログ

中村 重徳

平成31年4月30日

これが平成最後のブログとなります。平成時代は皆さんにとってどのようでしたか?
4月1日辞令交付式、新しい職員には赤十字の成り立ちを話しました。この4月から事務部長と看護部長が変わり、事務部長には木方さん、看護部長には大野さんが就任しました。私は古株ですが、周囲の新鮮な風を受けて何か新しいことを一つ始めたいような気になりました。
その後に行われた新規採用者研修の「赤十字を学ぶ」で講師をされた木方事務部長の話しを面白く聞きました。赤十字には基本原則(7項目)があり、その中の "平等と公平"についてのたとえ話を、イラストを見せながら話をしていました。背の高さの異なる3人が垣根を背に立っていて、垣根の向こう側を見ようとしています。背の高い人は見えていて、中くらいの人は台の代わりに箱を1つもらえば見え、一番低い人は箱が2つ無いと見えません。その3人に箱を1個ずつ配るのは「平等」で、背の高い人に箱を配らず、中くらいの人に1個、低い人に2個配り、全員が向こうの景色を見ることができるように配るのが「公平」だとの話しです。含蓄のある分かりやすいたとえ話しでした。新職員の皆さんも良く理解できたのではないかと思います。
官房長官から5月1日より元号が「令和」になることを発表されました。小渕さんが平成の文字を国民に示したことを思いだします。どのような時代になるのでしょうか?戦争の無い時がこのまま刻まれることを祈ります。

4月6日、映画「バイス」を観ました。アメリカのチェイニー副大統領のすさまじさを描いています。彼は大統領よりも強い権力をまざまざと見せつけ、アメリカ史上最強の副大統領と評された人物で実話の映画です。このような映画を作るとは、さすがアメリカだと思いました。日本では無いように思います。近い将来、トランプ大統領を主人公にした映画もきっと作られることでしょう。現在、起こっている事柄の背景を映画で知ることができるので、楽しみにしています。

4月7日、都ホテルで開かれた岐阜大学第2内科の大倉教授就任記念祝賀会に参加しました。教育に力を入れたいとの教授のご挨拶に共感を覚えました。ぜひ、優秀な循環器科医を育成して頂き、岐阜のみならず全国の医療が良くなることを期待しています。

4月13日、名古屋市美術館に"印象派からその先へ"を観に行きました。印象派の絵画はスーっと心に染みるほんわかとした雰囲気を持っており、十分に楽しめました。昼食は近くの一風堂で食べました。赤丸、餃子、生ビール、つまみにテーブルに置いていない高菜をお願いしました。いつものコースです。お店に入る際に、中国人の旅行客9名と通訳1名の後に入りましたが、店員さんも多国籍のようでスムーズな対応でした。このようなことが普通の社会になってきていますが、今後どのような社会に変化していくのでしょうか?楽しみでもあり不安でもあります。近い将来、病院に勤務する外国籍の人も必ず増えるでしょう。平等と公平な規範での対応が必要と感じています。

4月16日は忘れられない1日になりました。その日は日本赤十字社施設長会議(および赤十字病院院長連盟の総会)が本社で予定されていて、10時開始のため、名古屋を7時51分発の新幹線のぞみに乗りました。品川から山の手線に乗り換えて浜松町まで行きました。その電車を降りる際、ふと新幹線内(頭上の棚)にコートを忘れたことに気づきました。一瞬、頭が真っ白になりました。スマホで「お忘れ案内JR」に問い合わせをしようとしましたが、私の携帯用メールアドレスがすぐには判らず苦戦しました。これまでのメールを見て確認することができ、何とかお問い合わせ用URLに忘れたコートの性状、列車の番号、座席の位置などを連絡しました。しかしスマホの電話番号がわからず、自宅の電話番号で通知しました。受付の完了通知は10時11分で、メールが届き"担当者が順次確認のうえ、お忘れ物の有無の確認結果を、入力したメールアドレスに知らせます"とのことでした。コートが見つかれば、会議終了後に東京駅に受け取りに行くことも可能かなと思っていましたが、いつメールが届くかわからず気が気でありませんでした。結局、会議終了後までにメールは届かず帰りの途につき、やっと届いたのが18時50分の新幹線の中でした。コートが見つかり受け取り方法などは電話にて連絡するとのことで、すぐに自宅に連絡しました。当日は連絡が来ず、翌17日の昼頃に電話があり留守番電話で内容を確認しました。18日午後に指定された電話番号に電話をしましたが、ずっと話し中で30分後にやっと通じ、"宅配で送ります"とのことで終了しました。届いたのが19日でしたが、宅配の荷物を見てびっくりしました。荷物の大きさは約15×20×25cmで小さすぎて、私のコートでは無いのではないか?間違って他人の物が送られたのでは??もし違っていたら、どうすれいいのか?いろいろな考えが頭をめぐりましたが、うまく畳んであり間違いなく私のコートでした。何はともあれ無事にコートが戻ってきました。JRさん、どうもありがとうございました。今後、このようなことが無いようにしたいと思います。

4月22日、蒲郡クラシックホテルへ昼食のカレーを食べるために行きました。ホテル自慢のつつじはまだチラホラでした。花が盛りになると、ホテルに用が無ければ、つつじを鑑賞するのに500円かかるとのことでした。ホテル2階のレストランからの眺めは素晴らしく、竹島に続く橋、空を飛ぶ多くの「トンビ」を見ながら、カレーを楽しみました。ゆったり流れる時間を感じ贅沢だなぁと思い、機会があれば一度宿泊してみたいと思いました。

ホテルから眺めた空をとぶトンビ 蒲郡クラシックホテル
ホテルから眺めた空をとぶトンビ 蒲郡クラシックホテル

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