研修医日記

第35話

秋田赤十字病院救急センターでの研修を終えて     伊藤 裕基

  5月下旬、秋田へ向けて準備していた頃、秋田まで1000km(東京経由)程と地図で表示され、まだ行ったことのない地での研修でワクテカする一方、当院では経験できない3次救急の疾患を診るということで不安と緊張で胸が一杯だったのを覚えています。
  6月に入り秋田赤十字病院での研修が始まりました。初日から多くの救急車、患者さんが訪れ、1ヵ月の間に高エネルギー外傷から、軽症例、小児疾患など多くの症例を経験しました。カルテや救急のシステムの違いが大きく戸惑うことも多かったですが、その都度オーベンの先生方や一緒にローテンションしていた一年目の研修医、看護師の方に助けていただきました。他科の研修医の先生方にも不慣れな職場でいろいろ教えていただき、また飲み会も何度も開いていただいて、秋田の名物や地酒をごちそうになり、秋田を満喫することもできました。短い期間でしたが多くの事が学べ、今後当直業務に従事するにあたって良い経験になったと思います。秋田赤十字病院の皆様、本当にありがとうございました。

秋田赤十字病院でドクターヘリに乗って
旭川赤十字病院での研修を終えて     魚津 弘毅

  6月6日から7月1日までの約一か月間、旭川赤十字病院の腎臓内科で研修してきました。旭川赤十字は北海道の中でも道北の病院から紹介される患者さんが多く、腎臓内科は透析室が充実しており入院患者だけでなく外来で透析を受けに来ている患者さんも多いといった印象を受けました。シャント手術だけではなく、腹膜透析(PD)のカテーテル留置術、腎生検などを経験できたことは良かったです。僕は2人の患者さんを担当しました。1か月という短い期間だったので退院までの経過を最後まで見届けることができなかったのは悔やまれますが、それでもいい経験ができました。小林部長、山岸副部長、井垣先生にはこの場を借りてお礼申し上げます。
  あと、旭川まで移動するのに敦賀港から苫小牧東港まで20時間のフェリーに乗船したことも良い思い出となりました。こういう機会がなければ乗ることはなかったかもしれません。それ以外にも休日に稚内、知床など道内の色々な観光地を訪問したことも楽しい経験となりました。
  研修医生活はあと約8か月となりましたが、今回の経験を生かして頑張ろうと思います。

旭川赤十字病院の前で
山口赤十字病院での研修を終えて     野竹 純平

  山口赤十字病院の緩和ケア病棟の研修を受けさせていただく機会がありました。緩和ケアの言葉も既に馴染みのある言葉となり世に広まっています。自分もイメージは持っていましたが現場を体験するのは初めての経験となりました。
  緩和ケアの第一印象は音楽療法の多用と各病室の広さでした。驚くことは緩和ケアを受診し入棟する患者さん殆どの方が治療の終了への衝撃と否定の状態では無く、不安と抑うつという心のプロセスの第2段階にまでしか達していない、第3段階の再適応には至っていないことでした。再適応を目指し音楽療法、食事、外部ボランティアとの交流など普段の実生活における『何でもないようなこと』に近づけた環境が治療のひとつである印象を受けました。しかし、その診療を学ぶにあたって課題も感じます。やはりmoneyは大きな課題で大半の科とおなじですね。また緩和ケアは一般病とのDPCとは違う算定で包括化されておりました。何かをすればするほどお金がかかるという単純な算式です。今年の3月にも一部出来高算定が追加されましたが経営陣の考える算用は実現しにくいとカンファレンスでも話題になっていたのが印象的です。と、研修の中で緩和ケアに対する医療と医業経営の2つの視点を学ばせていただく良い機会になりました。自分なりに少しは心の成長が出来たかと思えます。良い機会をいただき有難うございました。

山口赤十字病院で緩和ケア研修
4か月の研修を終えて     大倉 風野

  早いもので、研修が始まってから4ヶ月が経ちました。実際に臨床の場に立ってみると新しく学ぶことの連続であり、あっという間に時間が過ぎていきます。初めは「わからないこと」に対する不安が大きくありましたが、今では不安よりも「わからないことを少しでも減らしていきたい」という前向きな思いが強くなりました。これも、指導医の先生方をはじめとした病院スタッフの皆さんが忙しい中でも優しく指導して下さるお蔭だと感じています。まだまだ未熟者ですが、日々たくさんのことを吸収し、1日もはやく患者さんの役に立てるよう残りの研修も精進していきたいと思います。

循環器研修で心カテ
日本赤十字社 岐阜赤十字病院

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