研修医日記

第32話

秋田赤十字病院での研修を終えて      赤沼 哲也

  小雨の降る岐阜から秋田赤十字病院まで車を走らせること、途中休憩を入れて、およそ12時間。道中一番感じたのはとにかく新潟県が長い!と。 6/29~7/24まで秋田赤十字病院の救命救急センターで研修をさせて頂きました。
  蜂刺され、薬物中毒が多いことが印象的でしたが、秋田でも珍しい、マムシ咬傷の症例にも出会いました。もちろん一般的な3次救急らしい疾患も短期間のわりには多く経験できたと思います。貴重な経験となりました。
  ドクターヘリにも8回乗ることができ、これも非常に貴重な経験でした。転院搬送の際は比較的ゆとりのあることも多く、空から見える秋田の風景を眼に焼き付けてきました。 慣れない環境、しかも救急科ということで戸惑うことも多々ありましたが、親切な秋田赤十字の研修医の先生方に助けていただきました。心から感謝です。日当直で御一緒した上級医の先生方も親切に指導して頂きまして、有難うございました。
  救急科では外来診療がすべて終わった後、18~19時頃病棟回診があり、それが終わるとカテキンタイムがありました。それは濃いめに入れた少量の温かい緑茶を飲む時間でした。 わずかな量だからこそおいしく感じたのか、疲れた体にはとても心地よい時間でした。 秋田では観光らしいことはできませんでしたが、先生方に食事や飲みに誘って頂き楽しい時間を持てました。本当に有難うございました。

秋田赤十字病院でフライトジャケットを着て
秋田赤十字病院での研修を終えて      小松 加奈子

  6/1~6/26まで秋田赤十字病院の救命救急センターで研修をさせていただきました。秋田赤十字病院は1次から3次救急まで幅広い症例に対応しており、またドクターヘリも運航しています。今回の研修では、実際にドクターヘリに同乗させていただくこともでき、珍しい症例(クマ外傷、全身熱傷など)も経験することができました。
  また、当院ではあまり経験できない小児患者や高エネルギー外傷、薬物中毒、脳卒中なども数多く診させていただきました。知らない土地での研修で分からないことだらけでしたが、センター長の藤田先生をはじめ、先生方、スタッフの皆さん、そして研修医の先生たちに助けていただき充実した4週間になりました。秋田で学んだことを今後に生かしていきたいと思います。秋田赤十字病院の皆様、本当にありがとうございました。

ドクターヘリを降り患者さんを搬送するところ

研修を5ヶ月終えて     伊藤 裕基

  初期研修が始まり5ヶ月が経ってしまいました。暑い夏ももう終わりかと思うと時間の過ぎる速さは残酷だなと感じてしまいます。この5ヶ月間で消化器内科、循環器内科、呼吸器内科で研修させて頂きました。4月の頃は何をどうしたら良いのか分からず右往左往しいていました。学生時代は良く分からなかった「国家試験に受かってからが医師としてのスタート」の意味が少し分かった気がしました。国家試験程度の知識は頭のどこかにあるような気がしますが、それが患者さんを目の前にして、救急の現場で、直ぐに出てこないことが何度もありました。頭にある物を使える知識にしていく事と同時に、ない物を足していく事の繰り返しでした。そんなことをしている内に、気が付いたらもう夏も終わり、初期研修も1/4が終わり、内科系の研修が終わろうとしていました。
  今は総合診療科、糖尿病・甲状腺内科、血液内科にて研修させて頂いています。少しは業務にも慣れ、自信を持って実施できることも増えてきました。指導医をはじめ多くのコメディカルの方に温かく支えていただいて、これまで無事に研修をすることができました。初期研修の2年間に多くのことを学び、一人前になれるよう頑張ります。

内科研修で甲状腺エコー
4ヶ月が過ぎて     魚津 弘毅

  岐阜赤十字病院に研修医として勤務してからはや4ヶ月が過ぎました。緊張と不安で始まった研修医生活ですが、今振り返ってみてあっという間に過ぎてしまったなという感じがします。
  医学生の時は先生の手技をただ見学する立場でしたが、研修医となった現在は色々な手技を行う必要があります。僕がこの4ヶ月で経験した手技として、採血(動脈、静脈)、骨髄穿刺、気管挿管、超音波検査(エコー)などがあります。エコーは患者さんに対しての侵襲はほとんどありませんが、採血などは針を肌に刺すわけですから、初めてのときは緊張して手が震えました。今では少しずつ慣れてきましたが、まだ当分緊張する瞬間は続きそうです。
  病院で勤務すると知らないことばかりでした。手技もさることながら、医療器具の扱い方もほとんどわからないことばかりです。薬の名前はわかっても、それをどれくらいの量処方するのか等、医学生時代には教わらなかった知識を日々習得している最中です。
  色々と勉強することが多くて戸惑っていますが、それでも充実した日々を過ごしています。病院のスタッフの方々には色々と助けて頂き、感謝の気持ちで一杯です。加えて現在、自分が選んだ仕事をしていることに満足しています。これからも日々新しい経験をしながら成長していきたいと思います。

麻酔科研修
4カ月の時が過ぎました     野竹 純平

  医師国家試験を終えて医師として社会に入って早くも4カ月の時が過ぎました。 初めての病院、初めての人間関係、そして初めての医師としての業務。 最初の1カ月は病院のシステムに慣れるという事をしながら、各診療科へ研修に入り国家試験の知識を実践の場への変換を行う日々が続きます。 当直も5月から入り救急対応を行い患者さんと触れ合い一人の医師として常識を学んできました。
  ある時の当直中にふと救急で担当した患者さんが看護師さんと話しているのを見ました。 その時、自分の頭に過ぎったのは『何かミスしたか⁉ 患者さんへの対応が悪かったかもしれない⁉ 僕ではなく看護師さんには話せる症状でもあったのだろうか』等々… 自信のない研修医はまず『自分を疑え』から始まりますので色々考えてしまうものです。 看護師さんはその患者さんに私の名前を教えていました。 そして看護師さんがこちらに来て話してくれた事は一つ。 「○○さんがね、すごく言いお医者さんに当たって嬉しかったらと言って先生の名前を聞かれましたよ。」と、言って頂いたときは一つの達成感をかみしめることが出来ました。
  研修中ですからどこの研修病院でも色々とキツイ事はあると思います。 ですが辛くなることはありません。 私は充実した研修をおくれています。

外科研修
日本赤十字社 岐阜赤十字病院

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