研修医日記

第20話

研修医2年目      仙石 昌也

 当院は2次救急指定の病院であるため、重度の熱傷や多発外傷などの救急専門医の力を必要とする症例はなかなか経験できません。そこで、当院2年目の研修医は、昨年度から3次救急を扱う秋田赤十字病院の救急部にて、1か月間の研修をさせていただいています。私は今年8月に行ってきました。

 秋田赤十字病院救急部には平成21年8月時点で5人の常勤医がおり、それ以外にも研修医がいるためマンパワーは充実している印象でした。ただし、秋田県内唯一の3次救急指定病院であり、県の医療における最後の砦であるため受診・搬送依頼を断ることはできません。よって患者が重なるときはそれでも人手が不足する場面がありました。

 また1次救急の飛び込みの患者さんも多数来院するため、子供から老人、重症から軽症まで幅広い対応力が要求されました。重度熱傷や服毒などの重症患者もさることながら、「赤ちゃんがベッドから落ちた」、「目が乾いてコンタクトレンズが外れない」などのいわゆる”マイナートラブル”に関しても一通り診させていただいたことは、今後当直業務に従事するにあたって良い経験になったと思います。

 そんな今までと環境の違う場所でなんとかやってこられたのも、上級医の先生方や看護師さんら、秋田赤十字病院のスタッフのみなさんが丁寧に指導していただいたおかげです。特に研修医の方々には公私共に非常に御世話になりました。

 不慣れな職場でいろいろ教えていただき、また飲み会も何度か開いていただいて、秋田の名物きりたんぽや地酒をごちそうになりました。みなさんやる気に満ち溢れており、場所は違えど志は同じくする同志たちとの交流は非常に刺激になりました。また東北に行く機会があれば、白川のどぶろくでも持ってお邪魔したいと思います。

 最後に秋田のPRをしたいと思います。夏はやはり岐阜よりも数段すごし易く、自宅でエアコンを使用した日は数えるほどしかありませんでした。また8月は竿灯祭り、大曲の花火などがあり、秋田を観光するならおすすめの時期です。米や海産物をはじめ食べ物もおいしく、乳頭温泉郷や田沢湖など観光名所も多数あります。ぜひ一度秋田へ訪れてみてください。

研修医2年目      山本 裕崇

 岐阜赤十字病院に入った当初は研修医の男性陣(現在の2年次)は3人とも短髪、眼鏡で見分けがつかないとスタッフの皆さんに御叱りを受けていました。この1年の間で見分けがつく様になって頂けたかは分かりませんがまだまだであれば、もっと個性を出していけるよう努力していきます。

 さて、この1年半の研修を振り返ってみると、本当に上手く行かない事がたくさんありました。恥ずかしい失敗もたくさんあったと思います。でも少しずつ出来ることも増えてきました。出来ない事があると結構すぐ落ち込む方なんですが、一晩寝ると「落ち込んでてもしょうがない!」とすっかり元気になって出勤するというのが、研修生活でのパターンでした。昔から一晩寝ると落ち込んだ事を忘れてしまう性格なので本当に助かりました。

 研修生活も残り半年となりました。その後は医師として、今より仕事量も増え、責任感も比べ物にならないくらい増えてくると思います。正直とても不安ですが、落ちこんでる暇があったら身体を動かせという考え方でこれからもがんばって行きたいと思います。

研修医2年目      髙橋 啓

 同期の研修医(男)は全員眼鏡、背格好も同じくらいなので、こちらで研修を始めさせていただいた頃は誰が誰だか分からないという状況でしたが、1年が経ち少し区別がついてきたかなと思う今日この頃です。

 さて、今回1年を振り返る機会をいただきました。この1年間は振り返ったり先のことを考えたりすることはあまりなく、目の前のことに取り組む毎日だったように思います。何が出来て何が出来ないのか、何を知っていて何を知らないのかを整理することがなく、漠然とした不安が常に漂っている感じでした。

 しかし医者になってまだ1年半、不安を感じて当たり前、ひとつひとつ出来ることをやっていかなければと思っています。

日本赤十字社 岐阜赤十字病院

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