診療科のご案内

整形外科

皆様よりご指摘のあった長い待合時間を解消するため、平成28年4月より整形外科外来の診察は予約制とさせて頂きます。受診を希望される方は事前に予約をお取りいただきますようお願いいたします。
なお、骨折等の救急患者さんは予約の有無にかかわらず対応させていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。


診療科の特徴

スタッフ

榮枝裕文

氏名 榮枝 裕文(さかえだ ひろふみ)
資格 日本整形外科学会指導医・専門医
日本脊椎脊髄外科学会脊椎脊髄外科指導医・専門医
日本リウマチ学会指導医・専門医
日本リハビリテーション医学会専門医
日本体育協会公認スポーツドクター
日本医師会認定産業医
ICD(インフェクションコントロールドクター)
日本整形外科学会脊椎脊髄病医
日本整形外科学会リウマチ医
日本整形外科学会スポーツ医
日本整形外科学会運動器リハビリテーション医
日本障害者協会公認障害者スポーツ医
介護支援専門員(ケアマネージャー)

野々村秀彦

氏名 野々村 秀彦(ののむら ひでひこ)
資格 日本整形外科学会指導医・専門医
日本整形外科学会リウマチ医
日本整形外科学会スポーツ医
日本整形外科学会脊髄医
日本整形外科学会リハビリ医
日本手外科学会手外科専門医

大橋 念

氏名 大橋 稔(おおはし みのる)
資格 日本整形外科学会指導医・専門医
日本整形外科学会脊椎脊髄病医
日本整形外科学会リウマチ医
日本整形外科学会スポーツ医
日本スポーツ協会公認スポーツドクター

溝口 隆司

氏名 溝口 隆司(みぞぐち たかし)
資格 日本整形外科学会指導医・専門医

外来診療担当医

 
初診 大橋 稔 非常勤医師 野々村 秀彦
(初診・再診)
溝口 隆司
再診 溝口 隆司 野々村 秀彦 溝口 隆司
再診 榮枝 裕文
(初診紹介予約)
大橋 稔 榮枝 裕文
(初診紹介予約)

※ 完全予約制
※ 火曜日から金曜日までの午後は手術のため、午前中のみの外来診察となります。
※ 月曜の午後4時~5時は学童スポーツ外来を、予約患者さんを中心に各医師により行っております。

診療科の特徴

運動器全体を広く扱う当科では、保存的治療がまず第一に選択されます。例えば当院で多い脊椎疾患や外傷疾患では、CT・MRIや造影検査を早期に撮像できる利点を生かし治療を早く開始します。
また、坐骨神経痛や変性すべり症など椎間板変性疾患を疑う場合で強い疼痛に対しては、選択的神経根ブロックを中心にしたペインクリニック治療を積極的に行っており、手術治療を行うことなく治癒した患者さんも多数おられます。 神経ブロックは、疼痛改善のためだけでなく病態把握に役立てる意味からも有用で、たとえ手術治療になっても手術範囲が縮小できたり、手術方法を決定するのに非常に役立つ情報が得られる場合が多いことも事実です。

関節リウマチについて

関節リウマチでは、抗リウマチ薬によるリウマチのコントロールを多数の患者さんに行っており、生物学的製剤も適応に応じて積極的に使用しています。 その場合は、当院呼吸器内科と合同で経過観察しております。
密なコントロールによって完全寛解も可能となる例が増えております。生物学的製剤の種類を選んでこの状態を6ヶ月から1年以上継続させれば生物学的製剤や抗リウマチ薬をも中止しても寛解を維持できる状態にもなります。
初期の関節リウマチや、妊娠を希望される若い方には理想的な方法と言えます。詳細に関しては、ぜひご相談下さい。

外傷について

高齢の患者さんによく見受けられる、骨粗鬆症が原因となる大腿骨頚部骨折や大腿骨転子部骨折が当院でも非常に多く、早期離床目的に手術治療を行っており、90歳台の手術施行例も珍しくはありません。
当院では地域医療機関との連携により、急性期の手術加療から回復期リハビリまで 一貫した治療を行っており、社会復帰に向けての体制を整えています。

また、救急処置を要する骨折を主とする外傷の患者さんも非常に多く、内科疾患等ある場合は各科と連携をとり基礎疾患の術前術後のコントロールを行っております。早期職場復帰を目指して加療にあたっております。
スポーツ外傷や緊急を要する小児外傷も増えており、麻酔科と連携して6歳以下の小児外傷も対応可能です。

脊椎疾患について

頚椎では後方からの椎弓形成術が最も多く、様々な病態に対応できる手術方法でその実績は非常に安定しております。術後の頚部痛を少なくするため片側筋肉と棘突起を剥離切除しない工夫や、棘突起を原位置に再接着する方法を採用しているのが特徴です。
また脊椎前方からの病変が主体である場合や後弯が強い場合には、脊椎前方除圧固定術を選択して行っております。

腰椎では、高齢で多堆間にわたる腰椎脊柱管狭窄症に対して、骨突起縦割下での椎弓切除術も採用していますが、除圧が直視下に細部まででき両側の筋肉などの組織をさわらないことが、たとえ高齢者であっても歩行までの術後回復期間が非常に短いという好成績の理由だと思います。
この方法は手術侵襲が少ない事を利用して、広範囲の狭窄がある場合や、脊椎管内腫瘍がある場合にも採用しています。

また脊椎の手術は主に顕微鏡視下の手術で、脊椎管狭窄症では神経根の剥離を 顕微鏡視下に必ず行っております。その他、腰椎分離すべり症、変性すべり症など脊椎の不安定性に起因する病態に対しては脊椎固定術も積極的に行っており、固定金属を経皮的に挿入する最新の低侵襲手術システムを使用し筋肉への負担を減らす方法も採用しています。

固定方法も、①後方経路の椎体間固定術(PLIF・TLIF)や後側方固定術(PLF)など病態や全身状態や固定範囲を考慮して選択します。また高齢者の脊椎圧迫骨折や圧迫骨折後の偽関節も頻度の多い脊椎疾患です。骨粗鬆症もあり治療が難しい病態です。当院では脊柱管内フックを頭尾側に併用する後方スクリュー固定を、骨固定術とともに行うことで固定範囲を縮小し、強固な固定を得ることを可能とし、早期離床ができるようになりました。

関節疾患について

人工関節置換術については、平成20年度からは前外側皮切で、平成23年度から仰臥位前方皮切で(DAA)、筋肉間から入る人工股関節置換術を取り入れました。その特徴は皮切が小さいだけでなく筋肉を切離しないことから回復が早く全荷重歩行が2~3日で可能で、筋力の回復も早いのが利点で早期退院が期待できます。

人工膝関節置換術は頻度の高い手術です。変形性膝関節症や関節リウマチなど膝の疼痛や変形に対して行われます。膝関節内顆骨壊死など病巣が関節の一部に限られている病状の場合、関節の一部だけを置換する単顆性人工膝関節置換術も行っています。

また若年層の離断性骨軟骨炎や骨壊死初期に対して関節鏡視下に剥脱骨軟骨を固定する方法を種別に行っており、その成果は良好です。

骨軟部腫瘍について

骨軟部腫瘍とは骨・筋肉・脂肪・神経などから発生するまれな腫瘍性疾患であり、特に悪性腫瘍の治療において高度な専門性を必要とします。

良性骨腫瘍・良性軟部腫瘍

腫瘍により病的骨折をきたしたり、疼痛や機能障害をきたしたりする場合は手術治療の対象となります。可能な限り機能を温存し、体に優しい最少侵襲手術を行います。

手術実績
2017年1月~12月 総手術件数 1015件
脊椎 51
  頸椎 13
  胸椎 0
  腰椎 38
手・手指 415
関節 303
  股関節 143
  膝関節 63
  肩関節 20
  足関節 51
  その他 26
腫瘍 121
  良性 104
  悪性 17
人工関節 31
  股関節 19
  膝関節 12
  その他 0
マイクロサージャリー 9
その他・外傷 68